ラスベガスで現地時間4月21日(日本時間4月22日)に「第5回シネマコン」が行われ、アーノルド・シュワルツェネッガーとトム・クルーズによる夢の2ショットが実現した。
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「シネマコン」は全米および世界中の興行者や映画製作者が一同に介し、今後の注目作を発表する映画業界最大のトレードショー。2ショットが実現したのは、パラマウントピクチャーズのプレゼンテーション。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でシュワルツェネッガーが、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』ではクルーズらが登場し会場を盛り上げた!
プレゼンのトップバッターとして登場したシュワルツェネッガーは、黒のレザージャケットに黒のTシャツ、サングラスという姿。開口一番「アイルビーバックって言っただろ!」と『ターミネーター』シリーズで自らが放ってきたあの名ゼリフを用いて、シリーズ12年ぶりの復帰を華々しく宣言し、フッテージ映像を紹介した。
シュワルツェネッガーは「今回、ターミネーター3部作の第1作目となる『ターミネーター:新起動/ジェニシス』に出演を決めたのは、自分も納得のいく正しい方向性の作品だと確信できたから。この作品はカッコ良く、素晴らしいできになると思う」と自信を伺わせると、去り際には「アスタ・ラ・ビスタ!」<地獄で会おうぜ!(ベイビー)>とこれまた同シリーズでのおなじみのセリフで締めくくった。
一方、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のクルーズも黒のスーツを身をまとって登場。予告編にも収録されている地上1500mでの軍用機のアクションシーンについて「撮影は面白かったよ。まず監督のクリストファー・マッカリーから相談があり、最初はどうやろうか議論した。僕はパイロットでもあるから、この撮影を成功させるには様々な難関があることは理解できていた。まず滑走路での飛行機のスピードと風速。次に問題だったのは滑走路を速いスピードで走るときは、どんな小さなものでも高速で飛んでくるから本当に危険だということ。撮影中に小さい石くずのようなものが飛んできて、僕の体に当たったときは胸の骨が折れたかと思ったぐらい激痛が走ったよ。どうして僕はここまでやるのか、それは映画を楽しみにしてくれる観客のためだ。体にはハーネスを着けて飛行機に吊るされていたが、体の動きが自然に見えるようにゆるく吊るされていたため、僕の体は何度も機体に叩き付けられる。離陸するともう足はどこにも着かないから完全に宙に浮いた状態だ。この時点でもう僕は死ぬ程怖かったよ」と、本作の最大の見どころとなるアクションシーンの裏話を披露した。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日より、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日より、それぞれ全国公開となる。
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