現在公開中の『クレヨンしんちゃん』シリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜』は、しんちゃん一家がシリーズ史上“初めて”住み慣れた春日部の街からメキシコへとお引っ越しをする物語。そんなストーリーに絡めて、この度、外務省やメキシコ・日本の両国大使館の協力のもと、メキシコで本作のプレミア上映会が行われた。
・「しんちゃん」の客層を変えた!? ゆずの生歌にファンが酔いしれる!
会場となったのは、日本とメキシコ両国の文部科学省に認定され、日本人学校と現地の学校が1つになった世界的にも珍しい学校、日本メキシコ学院(リセオ)。上映前にはしんちゃんが小学生の授業に特別参加。メキシコの公用語であるスペイン語やメキシコの歌を歌う音楽の授業で現地の生徒たちと交流する場面も。しんちゃんが教室に入った途端、喜びの声を上げて駆け寄るなど、生徒たちは大興奮! 「HOLA〜!(オラ)」と元気よく挨拶をしてくれる姿に、メキシコでのしんちゃんの人気ぶりが伺えた。
続いて行われた上映会には、日本人コースに所属する小学1年生〜中学3年生の生徒と保護者を合わせた約200名が参加。映画冒頭から観客は大爆笑で、その後も終始歓声や笑いが絶えず会場は大盛り上がり。鑑賞後、興奮冷めやらぬ観客からは「しんちゃんの映画を初めて見れて嬉しかった」「自分たちの住んでいるメキシコが舞台になっていてすごく嬉しかった」「転勤が決まって旅立つまで、自分も同じ状況だったので、気持ちが高ぶってうるうるしちゃいました」など、数々のコメントが寄せられた。
また、上映後には在メキシコ日本国大使館で、現地メディア9媒体も取材に訪れるなか、“日本とメキシコの交流アミ〜ゴ”任命式が行われた。これは駐メキシコ日本国特命全権大使・山田彰氏が、日本とメキシコがもっと仲良くなれるように願いを込めて、しんちゃんが両国の懸け橋になるよう任命したもの。
しんちゃんは任命状とたすきを受け取るとクルクルまわって大喜び。メキシコ版アニメでしんちゃんの声を担当するトレス・ラウラ(『ドラゴンボール』で孫悟空も担当)もお祝いに駆けつけ、「私はここにいられて光栄です。15年前からずっとしんちゃんのことを知っていました。しんちゃんと出会えて本当に幸せになりました」と挨拶。さらにしんちゃんの声でリズムに乗りながら歌も披露。しんちゃんと会えた喜びを体全体で表現していた。
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