北川景子、理想の結婚は「長く一緒にいられること。無償の愛は素敵です」
北海道・美瑛を舞台に、夫婦とそこに集う人々を優しく映し出す感動作『愛を積むひと』。この映画の完成報告会見が5月13日に朝日スクエアで行われ、佐藤浩市、樋口可南子、北川景子 野村周平、杉咲花、吉田羊、柄本明、朝原雄三監督が登壇した。
仕事一筋で生きていた実直で不器用な主人公・篤史を演じる佐藤は「カミさんがいないと何もできない女房依存症の夫を演じた佐藤です(笑)」と挨拶。
篤史の妻で、心臓の病を抱えながらも明るくふるまう良子を演じた樋口は「女房依存症の夫を愛おしく思う妻を演じました。北海道美瑛町にオープンセットをたてて、役者としてはとても良い現場でお芝居させていただきました」と語り、篤史と良子の娘役・聡子に扮した北川は「佐藤さんと樋口さんの娘を演じました。実はお母さん役の樋口さんとは先ほど初めてお会いしました。会えて良かったです」と笑いを誘った。
また、マスコミから「理想の夫婦」について思うところを尋ねる質問が寄せられると、佐藤は「この映画に出てくる小林夫婦が理想の夫婦かと思うと、そうでもない。ごくごく普通ですが、どういう思いのなかで生きていってもらいたいのか、そういうことでお互いを思いやれるというのが一番いい形なんじゃないのかなと思います。きれいごとですみません(笑)」とコメント。
樋口は「長く一緒にいられるってことは、それだけでいいんじゃないかなと思います。これだけ人がいっぱいいる中で何十年も一緒にいられるというのは、それだけで理想に近い」と回答。
DAIGOとの熱愛が報じられている北川は「母は私の年齢では結婚をしていて、私を産んでいたので、結婚していてもおかしくない年齢なのかなと考えるのですが」と結婚観について触れると、「樋口さんも仰っていましたが、長く一緒にいられるのが一番いいんじゃないかなと思います。無償の愛は素敵です」と話した。
また独身の吉田は「理想の夫婦? それがわかっていたら、今私は独身じゃないと思います」とぼやいていた。
『愛を積むひと』は6月20日より全国公開となる。
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