“香り”の能力でタイムリープ! 少女が飛び込んだのは、ある村で起きた悲劇と愛の記憶
#アデル・エグザルコプロス#サリー・ドラメ#スワラ・エマティ#ファイブ・デビルズ#フランス映画#ムスタファ・ムベング#レア・ミシウス#映画
ジャック・オディアール監督『パリ13区』の脚本家が監督したSFスリラー
フランスの新鋭レア・ミシウス監督最新作『The Five Devils(英題)』が、邦題『ファイブ・デビルズ』として、11月18日より全国公開されることが決定した。これにあわせて本作の場面写真を紹介する。
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セリーヌ・シアマ、ジュリア・デュクルノーに続く才能、新鋭レア・ミシウス監督作『ファイブ・デビルズ』が、いよいよ日本劇場初公開となる。アルノー・デプレシャン『イスマエルの亡霊たち』(17年)、ジャック・オディアール『パリ13区』(22年)、クレール・ドゥニ『Stars at Noon(英題)』(22年)などフランスの巨匠監督たちの脚本を手がけてきたミシウスが、初監督作『アヴァ』に続いて監督長編2作目に選んだ題材は、香りの能力でタイムリープする少女とその家族の物語である。
嗅覚に不思議な力をもつ少女は、こっそり母の香りを集めている。ある日、謎の叔母が現れたことをきっかけに、彼女はさらなる香りの能力を目覚めさせ、自分が生まれる前の、母と叔母の封じられた記憶にタイムリープしていく。やがてそれは、家族の運命を変える予期せぬ結末へと向かっていく。
主演は『アデル、ブルーは熱い色』(13年)で世界を魅了したアデル・エグザルコプロス。能力者の娘をもち、自身もある秘密を抱える母親役を熱演した。共演はサリー・ドラメ、スワラ・エマティ、ムスタファ・ムベングほか。
今回紹介する場面写真は3枚。炎の前で不穏な表情を浮かべるアデル演じるジョアンヌ。個性的なヘアスタイルに眼鏡をかけた娘ヴィッキー。自宅の前で誰かを嬉しそうに出迎える父ジミーと対照的にどこか不安げなジョアンヌの2ショット。香りの能力をもつ少女を取り巻く家族を捉えた写真だが、どこか怪しさを感じさせるものになっている。
『ファイブ・デビルズ』は11月18日より全国公開される。
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