ヒット祈願@高野山のご利益あった?『ブレット・トレイン』好調
【映画興収レポート/9月】9月に入ってからも『ONE PIECE FILM RED』は絶好調だ。週末興行ランキングでは、9月に公開された『ブレット・トレイン』や『沈黙のパレード』などの新作を押さえて1位をキープ。24日~25日で8週連続1位を記録した。
・『トップガン』新旧2作の連続上映で、トム・クルーズ主演作の歴代興収新記録を狙う
ロングランヒットやリピーター客の獲得に一役買っているのが入場者プレゼント。9月に入ってからも、入場者プレゼント第4弾として17日から「『ONE PIECE』コミックス- 巻四十億〝RED〟アンコール」を全国で200万部を配布した。話題性を持続させるため、一部の映画館で『ウタLIVE in 映画館〈無発生応援上映〉』を実施したり、大ヒット御礼舞台挨拶を1日に東京・丸の内TOEI、18日に大阪・大阪ステーションシティシネマ、梅田ブルク7で実施した。25日時点の興収は157億円。『アバター』を上回り、歴代興収ランキングで11位となっている。
9月公開作の1位は『沈黙のパレード』。東野圭吾のベストセラー小説を原作に、福山雅治演じる天才物理学者・湯川学が難事件を解決する『ガリレオ』シリーズの劇場版3作目。製作したフジテレビ系列局では過去のドラマシリーズを放送したり、17日に新作ドラマ『ガリレオ 禁断の魔術』を放送。16日に東京・六本木で初日舞台挨拶、公開記念舞台挨拶を20日に名古屋、21日に大阪で実施した。
シリーズの最終興収は1作目『容疑者Xの献身』(08年)が49.2億円、2作目『真夏の方程式』(13年)が33.1億円。『沈黙のパレード』は公開後10日間で14.3億円で、『真夏の方程式』は公開後9日間で12.3億円。このままのペースで興収を伸ばせば、最終興収で『真夏の方程式』を超えそうだ。
2位は『ブレット・トレイン』。主演のブラッド・ピットが3年ぶりに来日。8月22日に、東京の高野山東京別院で映画のヒット祈願を行うと共に、現在58歳のピットの前厄を払う祈祷に参加。翌23日には、京都で開催するジャパンプレミアに出席するため、東京駅から貸し切った新幹線のぞみに乗車。車中で史上初となる“新幹線レッドカーペット”を実施した。
[2022年7月公開作ランキング]
1位『沈黙のパレード 』14.3億円
2位『ブレット・トレイン』11.7億円
3位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』7.4億円
1位『沈黙のパレード 』14.3億円
2位『ブレット・トレイン』11.7億円
3位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』7.4億円
(9月25日時点。ムビコレ調べ)
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