イケメンだらけの武士団も!? 粛正、権力争い…歴史の重みを知る
現実に起こる出来事に強烈なインパクトを感じることが多い今日この頃。「歴史は学ぶものじゃない。創り出すものだ」という某タレントがいたが、こんな時だからこそ歴史的事件や史実などからから学ぶことも多いはずだ。今回は、歴史的瞬間を切り取った韓国ドラマ5選を紹介。
・殺人被害、難病、親の借金……壮絶体験を乗り越えた5人の韓国人スター
実際もイケメンばかりだった!?
5位:『花郎〈ファラン〉』
6世紀中盤に設けられ、10世紀まで新羅で活躍した武士団、花郎。ドラマでは、授業を受けながら、戦士としての訓練のみならず、芸を披露する彼らの様子が描かれている。花郎という組織を実際に設立し、メンバーにも加わっていたと史実に残されている新羅 第24代王真興〈チヌン〉王を演じたのは、パク・ヒョンシク。ドラマでは、最後まで王という身分を隠して花郎に入団するという設定が面白い。
光海君の大粛清を背景に描いた
4位:『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』
朝鮮王朝第15代王・光海君の治世による大粛清を背景に描いている本作。主人公の出生の秘密や、ヒロインの過去も、全てこの事件に端を発している。そんなシリアスな時代背景の反面、主人公が女装して男子禁制の寡婦村に潜入するという圧倒的な物語の面白さで、今までにない時代劇ラブコメが誕生した。
兄弟間の権力争いの始まりはここから!?
3位:『不滅の恋人』
朝鮮第7代王となった首陽大君(後の世祖)とその実弟・安平大君の争いをモチーフに描いた本作。実際には、首陽大君が11歳で王位に就いた甥から王位を剥奪し、16歳で処刑したという残酷なキャラクターとしても知られている。ドラマでは、まだ5歳にも満たないような幼い男児が甥である王を演じていたが、安平大君とヒロインにより間一髪のところで助けられる。兄弟間の権力争いについても史実とは全く逆に描いているところが印象的だった。
事故での痛みを抱えた男女が再会し…。
2位:『ただ愛する仲』
1995年6月29日、韓国・ソウルで起きた三豊百貨店崩壊事故をモチーフに描いた本作。
事故当時に負傷し、救助がくる何日間かを励まし合っていた男女が12年後、偶然に再会してからが描かれている。主人公男性はケガの後遺症と幻聴、ヒロインは自分だけが生き残ってしまったトラウマと閉所恐怖症に未だに悩まされているのが悲しい。それだけ事故の大きさを物語っていると感じさせたドラマ。
1894年の日韓の歴史を網羅!
1位:『緑豆の花』
1894年に起き、日清戦争の要因ともなった東学農民運動から描かれた本作。主人公は東学党に入り、日本での留学を終えたばかりの弟は師匠の陰謀により徴兵されてしまう。戦争の最中、上官より逃走兵を殺さないと殺すと脅され、刀で斬り殺してから鬼に変わってしまった弟。それからは日本で手に入れた銃を構え、気に入らない人をどんどん殺すようになる。戦争においては敵同士になる兄弟ではあるが、いざという時には助け合うところに家族の絆を感じさせる。最後は、主人公が「自分が弟を殺す」という状況まで追い込まれるのを見て、激動の時代に翻弄された姿なのだと運命の残酷さを痛感した。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04 -
齊藤工のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『大きな家』
応募締め切り: 2024.12.27