沢尻エリカ「エリカさま」卒業し「エリカちゃん」!? 綾野剛が太鼓判！

2015.05.31

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左から園子温監督、深水元基、山田優、伊勢谷友介、綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、鈴木おさむ、山本又一朗プロデューサー

映画『新宿スワン』初日舞台挨拶が5月30日、TOHOシネマズ新宿にて行われ、主演の綾野剛をはじめ、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、伊勢谷友介、脚本の鈴木おさむ、山本又一朗プロデューサー、そして園子温監督が登壇した。

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本作は、和久井健の大人気コミックを、鬼才・園子温監督で実写映画化。新宿歌舞伎町を舞台に、スカウトマンの青年と、水商売で働く女性たちの渦巻く欲望やピュアな思いを描いた物語。

黄色のドレスで登場した沢尻が演じたのは、借金返済のため風俗で働いているアゲハという女性。これまで「エリカさま」と表現されることが多かった沢尻だが、綾野が「もうエリカさまじゃないです。この10年間で一番可愛い沢尻エリカが見られます。まさにエリカちゃんですよ」と絶賛。

そんな綾野の発言に伊勢谷が「この10年間いろいろあったもんね」と意味深な発言で客席を盛り上げると、沢尻は「アゲハという役をやるうえで、可愛らしさ、若さを大切にやっていたので、すごくうれしいです」と笑顔を見せた。

そこからは登壇者がみんな「エリカちゃん」と呼ぶ展開に。園監督も「この映画にかける迫力を感じた」と沢尻を賞賛すると、脚本の鈴木も「色気が必要だし、すごい役柄。覚悟が必要な役で、やりきった力は普通の女優さんではないですね」と追随した。

一方、座長として作品を引っ張ってきた綾野にとっても本作は思い出深いものとなったようで「渾身の一作なのは間違いないです。共演者が共犯者になってくれて、キャスト・スタッフに支えられて走り切れました。みんな和気あいあいとしていましたが、それだけじゃなく魅せるところは魅せる、4番バッターの集まりでした」と関係者に感謝の意を表していた。

また舞台挨拶前には、約50人のボランティアが「ゴミゼロ運動」を掲げ、新宿の清掃活動を行い、綾野と園監督が参加した。綾野は「新宿スワンの呼びかけに集まってくださった、green bird、夜鳥の界、豊橋市の皆さま本当にありがとうございます。皆様がお足を運ぶ街を美しくピカピカにし、初日を迎えられたこと、大変清々しい気持ちでいっぱいです」と感謝のコメントをしていた。（text&photo:磯部正和）

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