大泉洋、吉永小百合と親子演じるも「あの吉永小百合さんから大泉洋は生まれない。私もそう思います(笑)」

#吉永小百合#大泉洋#山田洋次#こんにちは、母さん

『こんにちは、母さん』一報出し解禁用
(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会

大泉洋と吉永小百合が、山田洋次監督の新作映画『こんにちは、母さん』で共演する。山田監督は91歳にして90本目の監督作に臨み、現代を生きる家族・親子の形や思いを心情豊かに描く。

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大泉洋と吉永小百合が親子役で共演!

本作は、『母べえ』(08年)、『母と暮せば』(15年)に続く『母』3部作の3作目。原作は日本を代表する劇作家であり、演出家としても数々の名優と舞台を創ってきた永井愛の人気戯曲「こんにちは、母さん」。01年と04年に新国立劇場で上演され、2007年にはNHKの土曜ドラマにて映像化されるなど、多くの演劇ファンから人気を博した本作を、現代の下町を舞台に映画化する。

主演を務めるのは、1972年に公開された『男はつらいよ柴又慕情』をはじめ、『母べえ』、『おとうと』(10年)、『母と暮せば』など約50年間に渡って数々の山田監督作品に出演し、日本映画界を共に牽引し続けてきた吉永。映画出演123本目となる本作で、下町に暮らす母・福江を演じる。

その息子・昭夫を演じるのは、数々の映画やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での好演が記憶に新しい大泉。山田監督作品への出演、吉永との共演は初めてとなる。

山田監督は「隅田川沿いの下町、古びた家並みの向こうにスカイツリーが高々とそびえる『向島』にカメラを据えて、この江戸以来の古い町に暮らす人びとやここを故郷として行き来する老若男女たちの人生を、生きる喜びや悲しみを、スクリーンにナイフで刻みつけるように克明に写し取り、描き出したい」と意欲を語った。

吉永も「山田学校に再入学し、原点に戻って監督の思いをしっかり受け止められる様、努めます。大泉さんとは初めてなので、ちょっと心配でしたが、明かるくて、優しくて、リハーサルの時から励まされています。すてきな親子になりたい…なります!」と意気込みをコメント。

大泉は「山田洋次監督の映画に、吉永小百合さんの息子役として出演することとなりました、大泉洋でございます。まさか私がこのような光栄な挨拶をする日が来ようとは、夢にも思っておりませんでした。役の重責に押し潰されそうではありましたが、リハーサルで、山田監督の力強くも細やかな演出を受け、海より深い愛情を湛えた吉永さんの母親としてのお芝居を目にし、今は感謝と、喜びと、期待でいっぱいであります。正直申し上げて、あの吉永小百合さんから、大泉洋は生まれない。私もそう思います(笑)。しかし、決してそうは思わせない山田監督の演出、吉永さんの演技、映画とは偉大だと改めて感動しております。今や私は吉永さんの息子としか思えません。どうか皆さま、山田監督の描く、今も昔も変わらない、日本の下町で懸命に生きる、おかしくもせつない、家族の物語を楽しみにしていてください」と語っている。

『こんにちは、母さん』は2023年9月1日より全国公開。

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