全国323館で6月13日に封切られた『海街diary』。この映画の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ日劇2で同日に行われ、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、池田貴史、是枝裕和監督が登壇した。
本作は吉田秋生のベストセラーコミックを是枝監督が映像化した作品。鎌倉の祖母の残した家で暮らしていた3姉妹のもとに、幼いころに別れたきりだった父が残した“異母妹”を迎えることになり、4姉妹が一緒に暮らす日々の中で、少しずつ“本当の姉妹”になっていく様子が綴られていく。
長女・幸役を演じた綾瀬は、撮影中に監督に言われたことがあるそうで「幸は妹たちにとっての姉であり、母の代わりであり、恋人の椎名にとっては女であり、実の母にとっては娘であるわけで、そんな4つの顔を撮りたいと監督から言われました。自分としては、4姉妹のお姉さんとして、みんなを律するところが気持ちよかったです!」とコメント。
次女・佳乃役の長澤は、撮影中に台本が毎日更新されていったことを聞かれると、具体例として「すずにペディキュアをぬってあげるシーンは追加で加わったシーンです」と話し、「佳乃は季節ごとにネイルの色を変える設定になっていて、そんな話をしている中でスタイリストさんとネイルをぬっているときに監督がその場面を見て、いいねって。監督からは、マニキュアとペディキュアの違いってなに? と聞かれて、私はマニキュアはみんなに見せるもので、ペディキュアは自己満足だけど自分の気分を上げるものと答えました」と明かした。
3女・千佳役に扮した夏帆は、一番好きなシーンを聞かれ「どこのシーンと切り取るのはすごい難しいです。撮影をしているときも完成したものを見たときも感じたことですが、空気感がずっと途切れないんです。なので具体的に挙げるのは難しいですね」と答え、4女・すず役を演じた広瀬は、一番印象に残っているシーンについて「大竹(しのぶ)さんと樹木(希林)さんと初めて会うシーン」を挙げると、「あの2人が一緒に来るってすごいです。リハーサルのときも、どうしようと思いました。だからお姉さんたちの後ろに少し隠れてしまったり、そこからちょっと覗いちゃったりしました。オーラがありましたね」と振り返った。
またこの日は、長澤(6月3日生)、夏帆(6月30日生)、広瀬(6月19日生)、是枝監督(6月6日生)と綾瀬以外の4人が6月に誕生日を迎えることもあって、綾瀬自らがサプライズでケーキを用意。バースデーソングを口ずさみながらケーキを運んできたのは、劇中で夏帆演じる千佳の恋人役を演じたレキシの池田。このサプライズゲストには長澤、夏帆、広瀬は大喜び!
昨日スポンジを焼き、今日デコレーションをしたという綾瀬は、その様子がスクリーンに映されると、本当に自ら手がけたことをアピール! ケーキのデザインについては「てっぺんのグレープフルーツは鎌倉の朝日です。そしてまわりの青でちょんちょんってしているのは波をイメージしました!」と力説!「キレイにまあるくクリームを塗るのが難しかった」などと明かした。
一方、実際にケーキを口にした6人は、ぞれぞれに「おいしい!」と感想を述べるも、池田からは「ん!? 磯の味がしますね」という感想も。作った本人からは「朝ハミガキして、その味とまざってよくわからない」という珍回答が飛び出し、会場は笑いに包まれていた。
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