映画『脳漿炸裂ガール』の本編冒頭18分間の映像上映会と舞台挨拶が6月24日になんばパークスシネマで行われ、主演の柏木ひなた(私立恵比須中学)と竹富聖花が登壇した。
本作は、ニコニコ動画での関連動画再生数が4000万回を超える大ヒット・ボーカロイド楽曲の「脳漿炸裂ガール」と、その公式ノベルをベースにした映画。憧れの女学院に通う市位ハナ(柏木ひなた)は、教室で目を覚ますとクラスメイトたちと檻の中に。そして突然、携帯電話を使ったゲームに参加するハメになるが、それは、勝ち残った1名だけが生き残れるサバイバルゲーム。ハナは同級生の稲沢はな(竹富聖花)とともにゲームを戦っていくという内容だ。
このボーカロイド楽曲を知っていたかという質問に、柏木は「少ししか聞いたことがなくて、この映画の話をいただいてからきちんと聞きました。最初は言葉が聞き取れなくて何を言ってるんだろう思いました」と述べると、竹富は「初めて聞きました。聞いてみると歌詞がすごい世界観があって、それを映画化するのが楽しみでした」と笑顔で答えた。
役作りについては、竹富が「お嬢様学校が舞台なので、しぐさや立ち振る舞いをどうするか、(柏木)ひなちゃんやスタッフさんと話して手を前にしてみたり、背筋を伸ばしたりと気をつけました」とコメント。柏木は「怯えるシーンが多かったので、震えるのを頑張りました!」と答え笑いを誘うと、MCに促されその場で震えを披露。さらに「自分が思っている以上に震わせないと映像になったときに見えないと思ったので、柵に手を置いたりするシーンでは、自分でもびっくりするくらい震えていたのですが、大丈夫でしたか?」と観客に質問すると、客席から「大丈夫!」という声がかかり、柏木は「ありがとう!」ととびきりの笑顔を返していた。
また、撮影中のエピソードを聞かれ、柏木は檻の中にいるシーンの撮影では、休憩中も含め丸一日檻の中で過ごしたと振り返り、「あまり檻に入ることがないので、ちょっとは入れて嬉しかったです」と回答。
一方、竹富は「3月後半だったので2人とも誕生日(竹富は3月24日、柏木は3月29日)だったんです。なので1週間の間に大きいケーキが2個も食べられたのが印象深いです」と話すと、柏木も「先に聖花ちゃんが誕生日だったので、聖花ちゃんのケーキを見たので期待しちゃって!当日私にも撮影が終わってから大きいケーキをいただけるんだろうなぁと楽しみにしていたら、普通に撮影の合間にケーキをいただいて、タイミングの違いにびっくりしちゃいました」と明かし、その女の子らしいエピソードで客席を、ほっこりとさせていた。
『脳漿炸裂ガール』は7月25日より全国公開となる。
・[動画]柏木ひなたインタビュー
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