1作目『ターミネーター』そのままのシーンで新旧シュワちゃんが対決!
『ターミネーター3』以来12年ぶりに、アーノルド・シュワルツェネッガーがシリーズに復帰した『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。この映画の冒頭で、新旧シュワ型ターミネーターが対決する姿を収めた本編映像『待ちくたびれたぜ編』が解禁となった。
・[動画]解禁となった『ターミネーター:新起動/ジェニシス』本編映像『待ちくたびれたぜ編』
これは、第1作目の『ターミネーター』で、未来から現れたT-800ターミネーターが人間と初めて対峙するシーンを、当時の撮影カット割りはもちろん、不気味な存在感までをそのまま再現。そこへ、歳を重ねたシュワちゃん扮するT-800がショットガンを片手に「待ちくたびれたぜ」と登場。かくして中年シュワちゃん VS 青年シュワちゃんの壮絶バトルがはじまるといった内容だ。
このシーンについて本人は、「あれから何が起きてこうなっちゃったんだ、ってどうしたって自問したくなるよ(笑)。すごいことだよ。まず、彼らの視覚効果が素晴らしい成果をあげている。それに昔の自分を見るなんて夢みたいだ。彼らは、昔の私の動き方や戦い方、歩き方をそっくりマネた。今の技術では、昔の私の動きとまったく同じものを作れるんだ」と驚きを隠せない様子。
実際の撮影に当たっては、『ターミネーター』を手掛けた特殊効果のスタン・ウィンストンが設立したレガシー・エフェクツ社のスタッフが、若きシュワちゃんのシリコン製レプリカを制作。スチールの骨組と、生理学的に正確な関節を備え、第1作の撮影・公開時のシュワちゃんの身体測定をするなど、徹底したこだわりぶり。ちなみに、レプリカは危険すぎて生身の人間には演じられないようなシーンや、歳をとったシュワちゃんが若い自分自身と出会うシーンで使用された。
また、この新旧対決シーンでは、若いシュワちゃんを、ボディビルダーのブレット・アザーが演じ、当時の顔はCGで再現されている。このシーンは、初日の夜中にグリフィス天文台で撮影。第1作をリアルタイムで見てきた20代〜60代のスタッフらは、この奇跡的な瞬間に深く感動していたという。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日より全国公開となる。
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