有村架純が潜水調査船のパイロット目指すヒロイン役で連ドラ初主演！

2015.07.03

朱野帰子（あけの・かえるこ）の同名小説をWOWOWがドラマ化した『海に降る』で、人気急上昇中の有村架純が連続テレビドラマに初主演することがわかった。

本作は、海洋科学に関する研究機関「JAMSTEC（海洋研究開発機構）」を舞台にしたヒューマンドラマ。有村が演じるのは、JAMSTECで有人潜水調査船「しんかい6500（6K）」の運航チームに所属し、志半ばで亡くなった父同様、6Kのパイロットになることを夢見る天谷深雪。

ある日、深雪は6Kに搭乗するチャンスをつかむ。JAMSTECも日本人初の女性パイロット誕生とあって広報活動に余念がないが、潜航直前に彼女は父のロッカーから1本のテープを発見。そこには、未知なる巨大な物体や深海に取り残されたパイロットたちの恐怖や、父の最期の姿が映っていた。美しき深海とは程遠い衝撃映像を目にした深雪は、激しい恐怖に襲われてしまうが……、というストーリー。

撮影はJAMSTECの全面協力を得て、2014年に完成25周年を迎えた有人潜水調査船「しんかい6500」をはじめとした潜水船、研究船で行なったほか、「しんかい6500」に撮影クルーが搭乗し、沖縄本島近海、水深1500mでの撮影も敢行。全編4K収録を行ない、深海の美しさを追求。フルハイビジョン画質で放送する。

連ドラ初主演となる本作について、有村は「台本を初めて読んだとき、心臓がドキドキというよりもバクバクしました。『海に降る』という作品は、海洋研究の世界を描いています。その海洋研究が担っているのは、日本や世界の未来です。だからこの作品の背負っているテーマは、すごく大きなもので本当に身が引き締まりました。初めての連続ドラマの主演という大役を頂き、不安や戸惑いはありますが、男社会の厳しい環境の中で立っている深雪のように、私も甘えることなく、強くたくましく演じられたらと思います」とコメントしている。

土曜オリジナルドラマ『連続ドラマW 海に降る』は10月放送予定だ。

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