業界注目度ナンバーワンの台湾美少女ヤオ・アイニンが、映画デビュー作となる『共犯』のプロモーションのために緊急来日することがわかった。
『共犯』は、長編初監督作『光にふれる』が世界中の映画祭で絶賛されたチャン・ロンジー監督の長編2作目。3人の男子高校生が、偶然同じ高校の女生徒の死に遭遇し、彼女の死の真相を探ろうとする物語で、瑞々しい映像と、次々に期待が裏切られる巧みなミステリー。現代に生きる若者の複雑な心情を描き切った青春ドラマだ。この作品で謎の死を遂げる美少女シャー・ウェイチャオを、モデル出身のヤオ・アイニンが演じている。
そんなヤオ・アイニンだが、実はモデルになる前の素人だった彼女を発見し、撮影していたのが、なんと日本人の写真家・川島小鳥氏なのだ。写真集「未来ちゃん」で佐渡島に住む3歳の女の子を被写体にして講談社出版文化賞写真賞を受賞した川島氏は、台湾を舞台に選んだ最新刊「明星」で、「写真界の芥川賞」ともいわれる木村伊兵衛写真賞を見事受賞した。
その「明星」で、被写体として数多く写っているのがモデル活動を始める前のヤオ・アイニン。『共犯』での陰りを帯びた雰囲気とは正反対に、彼女は女の子の魅力が詰まったキュートな表情を見せている。
この川島氏との出会いを機に、ヤオ・アイニンはファッション・ブランド「ネ・ネット」のムック本のカバーガールに抜てきされたり、台湾のカルピスのCMに出演するなど活躍の場を広げている。さらに「明星」掲載写真が、銀杏BOYZの最新アルバム「光の中に立っていてね」のジャケット写真に起用されるなど、日本でもその活躍を目にすることができる。
今回の来日では、公開を直前に控えた7月23日に、そのの川島氏と一緒にトークショーを行う予定。詳細は以下の通りだ。
【「映活vol.3 『共犯』試写会&トークショー」イベント概要】
[日時]7月23日17時半開場、18時開映
(上映終了後にトークショー、映活プログラムを開催予定)
[場所]台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
(東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)
[トークゲスト]ヤオ・アイニン(モデル・女優)、川島小鳥氏(写真家)、松崎健夫氏(映画評論家)、MC中井圭氏(映画解説者)
●当日は、先着70名様をご招待(定員になり次第締め切り)
●詳細は「映活」公式Facebook(https://www.facebook.com/cinekatsu)でご確認を。
川島小鳥写真集「明星」は3240円(税込)で発売中。映画『共犯』は7月25日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開となる。
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