オアシス見いだした伝説的レーベル、設立の理由は「カタギの仕事をしたくなかった」から?
#アラン・マッギー#クリエイション・ストーリーズ〜世界の音楽シーンを塗り替えた男〜#クリエイション・レコーズ#音楽#音楽映画
クリエイション・レコーズの創始者アラン・マッギーの人生を、多少の脚色を加えつつドラマティックに描いた映画『クリエイション・ストーリーズ〜世界の音楽シーンを塗り替えた男〜』が公開。ムビコレでは、アラン・マッギーのインタビューを掲載中だ。
・『クリエイション・ストーリーズ〜世界の音楽シーンを塗り替えた男〜』アラン・マッギー インタビュー
自分の半生の映画化は「最高」、ただ「僕はあんなに大声で叫んだりしない」!?
クリエイション・レコーズ設立を思い立ったときの感情を、「特に何も考えていなかったよ。ただ、カタギの仕事をしたくなかっただけなんだ」とマッギーは振り返る。
マッギーが立ち上げたクリエイション・レコーズとは、イギリスで1980年代から90年代にかけて数多くのバンドを抱え、様々な記録を打ち立てた世界最大のインディペンデント系音楽レーベル。マッギーはオアシス、プライマル・スクリーム、ジーザス&メリーチェインなどの偉才を見出し、次々と世に送り出してきた。
今回、自分の半生が映画になったことを、マッギーは「最高だったよ。とても気に入った。自分の人生が映画になるなんて、普通に生きていてはなかなかできない経験だからね」と喜ぶ。
本作は『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のニック・モランが監督を務め、製作総指揮は『トレインスポッティング』のダニー・ボイル、共同脚本は同じく『トレインスポッティング』の原作者であるアーヴィン・ウェルシュが担当している。
彼らとのやり取りを、「映画の原作になっている僕の自伝本があるんだけど、ある時それをアーヴィンに贈ったんだ。ただ友人として、彼に読んでほしかったから。そうしたら彼が本の内容を気に入ってくれて、『映画にしたい』と言い始めた。別に映画化してほしかったわけじゃなかったから、とても驚いたよ」と振り返るマッギー。
当初マッギーの役を演じる俳優には、ユアン・マクレガーの名前が挙がっていたという。しかしマッギーが「彼はスウェーデン人のように端正な顔をしている。でも僕は、どこにでもいるスコットランド人だぜ」と言ったことで、アーヴィン・ウェルシュから「じゃあ、ユエン・ブレムナーはどうだ?」と提案され、ユエンの出演が決定した。
ユエンは元々「とても好きな役者」だったというマッギー。本作で自身を演じたユエンの演技については、「普段の僕をけっこう忠実に演じてくれていると思うよ」と評価。しかし、「僕はあんなに大声で叫んだりはしない。映画だから、多少の演出は加わっているよ」と付け加えた。
インタビューではその他にも、マッギーがクリエイション・レコーズの17年間の歴史の中で達成したものや、その後立ち上げた新レーベル「ポップトーンズ」について、さらに今後の予定についても語っている。アラン・マッギーのインタビュー全文はこちら!
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