自分の死に方を決めるのは最後の自由か? 実際に起きた嘱託殺人未遂事件をモチーフにした人間ドラマ
人間の運命の残酷さ、滑稽さ、切なさ、そして生のためのささやかな希望
実際に起きたある嘱託殺人未遂事件をモチーフにした映画『TOCKA[タスカー]』が、11月18日よりサツゲキにて先行公開、2023年2月18日より全国順次ロードショーされることが決定。併せて本作のポスタービジュアルが解禁された。
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本作は、死を決意した男が、自分を殺してくれる人を探す彷徨の旅を描く人間ドラマ。日常と非日常の間で翻弄される人間の運命の残酷さ、滑稽さ、切なさ、そして生のためのささやかな希望を描く。
北海道オホーツク海沿岸の国境の町・根室でロシア人相手の中古電器店を営むその男(章二)には、「死にたい」理由があった。自死ではなく「殺されたい」と願う男は、シンガーの夢を諦め、生きる意味を失った女(早紀)と、先の見えない生活に疲れていた廃品回収業の青年(幸人)と出会う。男の事情を知った2人は、希望を叶えようとある計画を立てるのだが――。
監督は、『YUMENO ユメノ』(05年)以来、17年ぶりに長編映画に挑んだ鎌田義孝(北海道名寄市出身)。出演は金子清文、菜葉菜、佐野弘樹、松浦祐也、川瀬陽太、足立正生ほか。
TOCKA[タスカー]とは、ロシア語で憂鬱、郷愁、憂愁、絶望、などを意味し、その反意として、憧れ、未だ見ぬものへの魂の探求などの解釈がある。
『TOCKA[タスカー]』は11月18日よりサツゲキにて先行公開、2023年2月18日より全国順次公開される。
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