女優の黒木瞳が映画監督に初挑戦! 桂望実のベストセラー小説「嫌な女」を映画化することがわかった。
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原作は、男をその気にさせる天才で、彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまう小谷夏子と、そんな生来の詐欺師の夏子がトラブルを起こすたび、解決に引っ張りだされる弁護士・石田徹子。対照的な2人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動をよぶ傑作長編小説。
映画化に際しては、黒木がメガホンをとり、映画『小野寺の弟・小野寺の姉』やNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の脚本で知られる西田征史が脚本を担当。8月1日にクランクインし、8月末にクランクアップ予定で、東映東京撮影所及び関東近郊でロケが行われる。
初監督に挑む黒木は「映画『風と共に去りぬ』を観て、あのスクリーンの中に入りたいと思った10代の頃。そして、20代でその中に入った。映画の世界は、すぐに私を虜にさせた。それからずっと映画作品に出演させていただいている私が、監督をしようと決めたのは、いうまでもない。『嫌な女』という小説に出会ったからだ。主人公、徹子と夏子を通して見えてくる人生の風景、人と人との絆、そして、誰にでも訪れる老い。それでも、“人生捨てたもんじゃない”と思わせてくれる爽やかな読後感を、私は、映画『嫌な女』で感じたいと思ったのだ」と監督したいと思った理由を説明。
「監督をさせていただくことは、みに余る光栄だ。とはいえ、今やクランクインを前に、私は極度の緊張感に包まれている。演者とは全く違う景色が、私をどう衝き動かすのか楽しみにしているのと同時に、これから訪れる私の未知なる日々が、スタッフ出演者にとっては最高の日々になるようにと、今はそれだけを願っている」と続ける。
一方、プロデューサーの福島大輔は「黒木瞳さんから『映画を撮りたい』と聞いた時には、正直とても驚きました。まずはビックリし、次に、その勇気に感動を覚え、最後にはとてもワクワクして来ました。女優が女優を撮る。これはとんでもなく面白いことになるのではないか、と。そして、黒木監督と打ち合わせを重ねるごとに、監督の熱い想いを聞くごとに、その確信は強まって行きました。これは間違いなく、大きな挑戦になることと思います。今から楽しみでなりません」と話している。
『嫌な女』は松竹配給で2016年全国公開予定だ。
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