第28回東京国際映画祭オープニング作品にゼメキス監督新作『ザ・ウォーク』
10月22日〜31日に開催される第28回東京国際映画祭のオープニング作品に、ロバート・ゼメキス監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演『ザ・ウォーク』が決定したことがわかり、この作品の最新版予告編が解禁となった。
本作は、ニューヨークのワールド・トレード・センター間をワイヤーロープ1本でつなぎ、高さ411m、地上110階の道なき空間に足を踏み入れて命綱なしの空中闊歩に挑んだフィリップ・プティの実話に基づく感動作。
解禁となった予告編は、彼がフランスからニューヨークに渡り、誰もが思いつかなかった冒険にチャレンジするまでの軌跡が垣間見えるもの。自信満々に見えた彼が、「最初の一歩を踏み出すのが怖い」ともらすなど、生と死を賭けた人間ドラマをも期待させる内容となっている。
ゼメキス監督自身「実際に高位のワイヤー上で歩くというのはどういう感じなんだろう? 普通、人は見上げるだけだけど、彼が感じていた経験をリアルに映像にするというのは、今まで誰もしたことがないと思ったんだ。フィリップには徹底的に協力してもらった。そして地上411mを感じるため、リアリティある映像が完成した。当時の写真を3D化し、高さ、深さ、質感、空気感といったものにこだわって今までで駆使してきた映像技術をすべて使った本作は、私にとっては集大成的作品といえる」と自信のほどを語っている。
『ザ・ウォーク』は2016年1月23日より全国公開となる。
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