「月刊アクション」で連載中の人気マンガ「orange」が、放送中のNHK連続テレビ小説『まれ』に主演する土屋太鳳と、土屋の相手役をつとめる山崎賢人共演で映画化されることが先日発表されたが、土屋と山崎の2人がクランクインに先立ち「未来への手紙」として、「公開初日のお互いに向けて手紙を書く」セレモニーが行われた。
・朝ドラ『まれ』主演コンビの土屋太鳳と山崎賢人が映画『orange』で共演!
原作は、ある日突然、主人公の高校2年生・高宮菜穂(土屋太鳳)のもとに、26歳になった10年後の自分から手紙が届き始めるというストーリー。そこには26歳になった自分が後悔をしていて、16歳の自分に同じ後悔をしてほしくないから手紙を出したことが綴られており、最初は半信半疑だった菜穂も、次々と起こる出来事が手紙に書かれていたとおりだったことから、内容を信じ始めるようになる様子が綴られている。
そして未来から手紙が届き始めた理由も。それは、この手紙が届き始めたその日に転校してきた成瀬翔(山崎賢人)が、「10年後の今、ここにいないこと」。手紙はそうした未来を迎えないためにも、16歳の自分にとってほしい行動を記していたのだ。
この日行われたセレモニーは、「未来の自分から手紙が届く」本作にちなみ、土屋と山崎がそれぞれ、「公開初日のお互いに向けて手紙を書く」という趣旨で、「今は伝えられないが、未来(映画の公開初日である12月12日)でなら、伝えられること」を手紙に記した。
はじめは書き慣れない手紙に悩みつつも、和やかな雰囲気の中、徐々にペンを走らせお互いに向けての手紙を完成させると、封を閉じ、公開初日の12月12日までは誰も開封することのないよう、鍵の付いた“orangeポスト”へ投函。本作の撮影の成功と大ヒットを祈った。
さらに、本作のポスタービジュアルも解禁となった。これは26歳の自分から16歳の自分へ手紙が届くというストーリーを表現したもので、原作でも特徴的な淡い色使いはそのままに、ファンタジックな世界観を再現している。
映画『orange』は12月12日より全国東宝系にて公開となる。
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