【今週見るならこの映画!】問答無用のワクワク感! 『ジュラシック・ワールド』が登場
今週は実に14年ぶりのシリーズ新作となる『ジュラシック・ワールド』が登場。『アベンジャーズ』や『ターミネーター』など続編モノが多く公開する中、前作を知らなくても楽しめるのが強い!? ほかに、先日トム・クルーズが21回目の来日を果たしアクションの大変さを熱弁した『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や、日本の終戦前夜に起きた知られざる事件を描いた力作『日本のいちばん長い日』なども公開。
『ジュラシック・ワールド』 8月5日公開
〈あのテーマパークについに入れる!〉
『ジュラシック・パーク』シリーズ第4弾。1作目で描かれた恐竜のテーマパークがいよいよオープン。従来の恐竜に加え、遺伝子操作で生み出された新種の恐竜も登場する。最新の映像技術でたっぷりと恐竜を満喫した後は脱走した恐竜に襲われる……というお約束の展開ながら、見はじめたら終始興奮しっぱなし!
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 8月7日公開
〈トム・クルーズが命がけのアクション連発〉
トム・クルーズがIMF所属のスパイ、イーサン・ハントを演じる『ミッション:インポッシブル』の第5弾。前作の最後にちらりと語られた犯罪組織・シンジケートを相手に、イーサンがIMFの仲間たちと立ち向かう。バイク&カーチェイスに水中スタント、軍用飛行機のドアにぶらさがったまま離陸するシーンなどトムが命知らずなリアルアクションを連発。仲間の面々をおなじみのメンバーが演じるのも、シリーズのファンにはうれしい!
『日本のいちばん長い日』 8月8日公開
〈日本で起きていた知られざるクーデターとは?〉
1945年8月15日、終戦。その裏側でクーデター未遂事件が起きていた? 太平洋戦争終盤、当時国の中枢にいた人物たちを軸に、日本が降伏を決定し国民に告げるまでの揺れる24時間を濃密に描く。『クライマーズ・ハイ』などの原田眞人監督がメガホンをとり、役所広司、本木雅弘、山崎努、松坂桃李らベテランから若手俳優が集結。知られざる歴史に息をのむ。
『この国の空』 8月8日
〈二階堂ふみ演じる許されない恋が切ない〉
戦時中の東京を舞台に、19歳の少女が妻子ある男性と恋に落ちていく姿を描いた人間ドラマ。戦争という状況下、先の見えない不安を抱えながら女に目覚めていくヒロインを二階堂ふみが好演。彼女が思いを寄せる隣人男性を『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』で“リンゴ”のシーンも話題の長谷川博己が演じている。
『さよなら、人類』 8月8日公開
〈アナログ感満載、『散歩する惑星』監督最新作〉
『散歩する惑星』など個性的な作風で知られるロイ・アンダーソン監督が、構想15年、撮影4年をかけて完成させたシニカルな人間ドラマ。面白グッズを売り歩く冴えないセールスマンのコンビを通して、人間哀しさや可笑しさを描く。巨大スタジオにこだわりのセットを組み立て、じっくり丁寧に撮影されたロイ・アンダーソン監督の世界観は、未体験の人も是非一度!
(文:中村好伸)
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