黒木瞳の初監督作で吉田羊と木村佳乃がW主演。現在撮影中!
黒木瞳が映画監督に初挑戦することも話題の『嫌な女』で、吉田羊と木村佳乃がW主演することがわかった。吉田は本作が映画初主演となる。
・黒木瞳が映画監督に初挑戦! 8月1日のクランクイン前に今は極度の緊張状態!?
原作は、桂望実のベストセラー小説「嫌な女」。男をその気にさせる天才で、彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまう小谷夏子と、そんな生来の詐欺師の夏子がトラブルを起こすたび、解決に引っ張りだされる弁護士・石田徹子。対照的な2人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動を呼ぶ傑作長編小説だ。
人と打ち解けられず友だちもいないまじめ一徹の弁護士・石田徹子に吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子に木村が扮する。
この大役に吉田は「共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いた時は自分の耳を疑いました。かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さを是非見たいとも思いました。脚本と登場人物が唸るほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです。共演者・スタッフの皆様の胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います」とコメント。
木村は「黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました。内容を知らない内から、是非やらせていただきたいと心踊っていました。台本を頂いた後、瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、未だかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです」と話している。
そんな2人について黒木は「吉田羊さんと木村佳乃さんは、自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ち溢れた女優だと思っています。お二人からは、『なんか、面白そう』という感想とともにふたつ返事でご出演を快諾していただきました。この、なんか面白そう、という大胆なお気持ちが、私はすごいなと思いました」と話すと、撮影中の手応えについては「私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの『嫌な女』を、ご期待ください」と述べている。
『嫌な女』は8月末クランクアップ予定。2015年秋に初号が完成し、2016年全国公開となっている。
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