【今週見るならこの映画!】女子高生から変態モノまで! コワさの“ツボ”はどれ? 選べる夏ホラー5種が公開
ホラーと言っても様々。『怪談新耳袋』など和製ホラーでゾクッとしたり、『パラノーマル・アクティビティ』などでおなじみPOV方式で臨場感を楽しんだり。でも、幽霊や怪奇現象よりもやっぱり人間が怖い!? 今週はそんな怖さのツボを選べる多種多様な5本が公開です。
『ほんとうにあった怖い話第三十一夜 禁断の遊び チャーリーゲームの呪い』8月22日公開
〈まずはこれ! 定番の和製ホラー〉
居酒屋に入ったらまずビール、みたいに夏のド定番といえばやっぱり怪談。一般投稿をベースにした人気シリーズ『ほんとうにあった怖い話』の最新作が公開。女子高生たちが、廃校で行った現代版コックリさん「チャーリーゲーム」をきっかけに思いもよらない惨劇を体験する『禁断の遊び チャーリーゲームの呪い』など、3つのエピソードが背筋を直撃。
『死霊高校』8月22日公開
〈ハラハラ感が魅力、POVホラー〉
深夜の校舎を舞台に、高校生たちが“何か”に襲われる恐怖体験をPOV(主観ショット)方式で描いたホラー。20年前にある惨劇が起きたいわくつきの校舎に忍び込んだ高校生たちが、突然流れ始めた惨劇のニュース映像をはじめ、怪現象の連打に襲われる。逃げ場がなくなり密室と化した校内は地獄絵図だ。
『ディアボリカル』8月22日公開
〈SF×ホラーの変り種〉
同じ怪現象でも、それが幽霊や呪いのものではなかったら? 郊外に住むシングルマザーの家族が、夜な夜な謎の発光現象や血まみれ人間の出現といった怪現象に遭遇するSFホラー。警察や超常現象の専門家も役に立たない中、真相を突き止めようと立ち向かうヒロインを『バイオハザード』シリーズなどのアリ・ラーターが好演。怪現象の真相が興味をそそる。
『ナイトクローラー』 8月22日公開
〈やはり人間が怖い? 人間心理の闇にゾクリ〉
ハイエナのごとく夜の街を徘徊し、報道スクープ追う映像パパラッチをナイトクローラーと呼ぶそう。そんなナイトクローラーとして働き始めた男を主人公に、お金のためではなく、刺激的な映像を求めてエスカレートしていく人間の狂気を描く。『ミッション:8ミニッツ』などのジェイク・ギレンホールが12キロ減量し、怪演した主人公が説得力ありすぎ。
『ムカデ人間3』 8月22日公開
〈今度は500人。狂人が暴走〉
最後は人間と人間の口と肛門をつなぎ合わせる変態極まりない発想で狂気の代名詞となった『ムカデ人間』の第3弾。今回は凶悪犯が収容されている巨大監獄を舞台に、クレイジーかつ独裁的な所長が暴走。好き勝手な運営で暴動が多発し、州知事からは解雇をチラつかされた所長が、理想的な管理を行うべく選んだのが500人の囚人をつなげる暴挙だった! 1作目で出演した北村昭博も出演。
(文:中村好伸)
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