石田ゆり子、仏映画に出るなら「大人の素敵な恋愛映画に出たいな」

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石田ゆり子
石田ゆり子

女優の石田ゆり子が11月7日、フランス大使館で実施されたフランス映画祭2022の記者会見にフェスティバル・ミューズとして出席。フランスやフランス映画に関する印象などを語った。

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石田ゆり子、フェスティバル・ミューズに決定 フランス語で挨拶も

1993年に始まり、今年で記念すべき30回目を迎えるフランス映画祭。 今年は12月1日から4日の4日間クリスマスシーズンの祝祭感があふれる冬の横浜で開催することが決定した。映画祭の開催が30周年という記念回でもあり、今まで以上の華やかさでフランス映画の祭典が行われる。それに先がけ記者会見では作品ラインアップ(長編10作品、短編6作品)を発表。今年のフェスティバル・ミューズに決定した石田も登場し、「ボンジュール。石田ゆりこです」とフランス語で挨拶。簡単な言葉ですが、(フランス語で)ここにいられて幸せですと言わせていただきました。身に余る光栄です」と改めて日本語で挨拶。

私はフランスの文化が本当に好きで、物心ついた時から憧れていました。映画は、人の心と心をつなぐ世界に共通する芸術だと思います。コロナ禍でなかなか集まれない状況ですが、今年はゲストがいらっしゃるということで、私もたくさんのフランス映画を拝見しながら、日本のすばらしさを紹介できるようにがんばりたいと思います」と映画祭への意気込みを語りました。

フランスの文化に憧れていたという石田は、好きなフランス映画について「たくさんあるのですが、エディット・ピアフやココ・シャネルなど、実在の人物を描いた映画が好き」と迷いながら返答。フランスの印象を聞かれると、2018年に行った『マチネの終わりに』(19年)の撮影の思い出を披露。
フランスに住んでいるジャーナリストを演じたので、フランス語のセリフも割とたくさんありました。パリに住んでいる役だったので3週間ほどモンパルナスのホテルに暮らすように滞在できたのがとても幸せな時間で、パン屋さんへ行ったり、お散歩したりしたのがとても思い出深いです。また行きたいですね」とうっとり。そして横浜については「日本が誇る、異国情緒あふれる街だと思います。父が海運会社に勤めていたので、氷川丸をみると、わあ! と思いますね。」と子供の頃の思い出を明かした。
石田に、今年のラインアップについて質問が飛ぶと、弾んだ声で「全部見たい!」と言いつつ、女性(が主人公の)映画が好きな石田は、デビュー当時からファンだったという、シャルロット・ゲンズブールが主演する『The Passengers of the Night (英題)』や、レア・セドゥの『ワン・ファイン・モーニング(仮)』をとても楽しみにしていると答えた。さらにフランス映画の魅力について「歳をとるとか、人生の中で抗えない部分にぶつかったときに、自然に受け入れる感じが素敵だなと思うんです。人生の先輩たちが本当に美しい」とコメント。もしフランス映画に出演するなら「大人の素敵な恋愛映画に出たいな」と思いを明かした。

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