「月刊コミックビーム」で連載中の同名コミックが、内田理央主演で『血まみれスケバンチェーンソー』として実写映画化されることがわかった。
原作は「巨乳ドラゴン」「ゾンビ屋れい子」の三家本礼によるゾンビスプラッターアクション作品。女学生の鋸村ギーコが次々にクラスメイトが改造人間に変貌する環境下において、 自前のチェーンソーでバッタバッタと迫りくるゾンビと戦う、痛快アクションマンガだ。
9月26日にコミックス10巻の発売を控えており、今回は9月12日発売の「月刊コミックビーム10月号」の表紙で映画化が発表される。 監督には『メサイア』シリーズ、『グシャノビンヅメ』、『ヲ乃ガワ -WONOGAWA-』など CG編集技術に長け、ローバジェットながらSF作品を数多く手がけ、 海外からも定評がある山口ヒロキがつとめ、主人公の鋸村ギーコを、『仮面ライダードライブ』でヒロイン詩島霧子役に扮する内田理央が演じる。
この映画化について原作の三家本は「初めに実写映画化プランのお話をいただいた時は、たとえ実現しなくても、それを目指してくださる方々がいらっしゃることを心強く思うと考えていたのですが、本当に完成してしまってビックリしております! 私の作品はファミリー層など幅広いマーケットにアピールできる作風ではありませんので、この映画化は、主演の内田理央さんや山口ヒロキ監督を始めとしたスタッフ・キャストの皆さまが、その“描写”を純粋に映像にしたいと思ってくださったからということで、原作者としてこんなに嬉しいことはありません。漫画の実写化が賛否ある昨今、この作品を『やる』と選択した攻めの姿勢に、心から拍手を送りたいと思います!」とコメント。
主演の内田は「タイトルの通り……、セーラー服にふんどしとゲタを履き、血まみれになってチェーンソーをぶん回してきました!!! 重さ4キロのチェーンソーとゲタでのアクションは大変でしたが、皆さんがびっくりするような作品になっていると思います。原作の漫画を読んだ時の衝撃を、映画館で感じて頂きたいです」と話している。
『血まみれスケバンチェーンソー』は2016年初頭公開予定だ。
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