一青窈、広末涼子主演『はなちゃんのみそ汁』主題歌を書き下ろし。広末の姉役で出演も
広末涼子主演で映画化される『はなちゃんのみそ汁』の主題歌が、一青窈書き下ろしのオリジナル楽曲「満点星(まんてんぼし)」に決定し、その主題歌入り予告編も解禁となった。
本作は、癌でこの世を去った母親と5歳の娘と夫、家族の日々をつづったブログをもとにしたエッセイ「はなちゃんのみそ汁」の映画化作品。癌の再発で余命わずかとなった母親の千恵が、幼い娘に何が遺せるかと考え、「自分で生きる力を遺したい」と、4歳になった娘にみそ汁作りを教えるというストーリー。
千恵を広末涼子、明るくひたむきに彼女を支える夫・信吾を滝藤賢一、娘のはなを1000人を超える応募者の中から選ばれた演技経験ゼロの新星・赤松えみなが演じ、2013年キネマ旬報ベストテン日本映画第1位に輝いた『ペコロスの母に会いに行く』で脚本を担当した阿久根知昭が、脚本のほか、初監督をつとめる。
今回の主題歌を一青窈が担当しているが、それは、生前に千恵が彼女の「ハナミズキ」が好きでよく歌っていたという縁もあってオファーしたという。一青窈は本編にも出演し、広末演じる千恵の姉役を演じており、本編と楽曲あわせて、広末涼子×一青窈という夢のタッグが実現した。
この主題歌について広末は「(一青窈さんの楽曲を)初めて聴いた時、とても大きな優しさに包まれた気持ちがしました。聴く度に、心に沁みる体に響く楽曲です。(実際に、本編で『満点星』を歌って演じるシーンがあったのですが)役を通じてこの曲を歌わせていただいた時には、涙が止まらなくなってしまい……困りました。この映画を物語る素晴らしい楽曲を作ってくださった一青さんに、深く心から感謝しています」とのコメントを寄せている。
『はなちゃんのみそ汁』は12月19日よりテアトル新宿&福岡県内先行公開、2016年1月9日より全国拡大公開となる。
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