女優の市川実日子が、2023年1月に放送されるBS松竹東急の新ドラマ『À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』に出演することがわかった。
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監督はドラマ『名建築で昼食を』の吉見拓真
本作は、BS松竹東急オリジナルドラマ枠「月曜ドラマ」第4弾にして、歴史料理研究家・遠藤雅司のレシピ本「歴メシ! 決定版 歴史料理をおいしく食べる」をドラマ化。吉祥寺から徒歩20分のところに住む、結婚15年目の夫婦、主人公・藤田ジュンとその夫・ヨシヲの夫婦の物語を歴史レシピと共に描く。
マニアックな音楽映画や小説といった趣味と、親から教わった道徳と優しさの価値観が合う夫婦のテンポの良い掛け合いに注目だ。そして歴史レシピも正確に再現するのではなく、現代の日本で手に入る食材を代用して再現したという。「人生はシナリオ通りに進んでいるのでは?」「価値観が合うというだけでなぜ何十年も一緒に居られるのか」。ふとした瞬間に誰もが一度は考えたことのある小さな摩訶不思議な疑問などがクスッと笑えるそんな物語だ。
そんな本作の主人公、妻・藤田ジュンを演じるのは、数々のドラマで存在感を放つ市川。夫・藤田ヨシヲを演じるのは、ナチュラルな芝居に定評がある中島歩。監督は、マーティン・スコセッシやポン・ジュノ、ジョン・ウーなどの助監督を務め、ドラマ『名建築で昼食を』や、第57回ギャラクシー賞テレビ部門 奨励賞、第8回AT上方番組大賞 グランプリを受賞した『ちょこっと京都に住んでみた。』の監督を務めた吉見拓真が担当する。
出演にあたって市川は「数年前、世界の歴史料理のレシピ集を本屋さんで見かけたことがありました。見た瞬間、むくむくと好奇心が湧いてきたことを憶えています。今回のお話を聞いた時にそのことを思い出し、おもしろそうなお話だなというのが一番最初に思ったことです。脚本を読むと、歴史は今としっかりつながっていること、ひとにとってのごはんを作る時間…、ジュンにとってのごく身近なひと、その相手との時間の流れ、自分の中にあるどうしようもないこと…、様々なものが描かれていました。私自身、歴史に興味はあるけれど、教科としては苦手でしたが、このドラマでは、食事を通して、どんな人物だったかという点にも触れています。歴史上の人物にだって日常があって、物語があって、だから食事も進化してきた。へぇ! と何度も口にしながら、この、おもしろい、もっと知りたいと感じる気持ちが、作品にも反映されるといいなと思いました」とコメントを寄せている。
『À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』は、BS松竹東急にて2023年1月9日夜10時30分より放送。
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