「日本一結婚の許可を出しそうにない父親」として起用された梅宮辰夫が「娘さんをください」と頭を下げる娘の恋人に対し、結婚を認めるまでのショート映像をモチーフにしたKDDIのWeb動画が9月24日より公開となった。
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梅宮といえば、かつて、娘のアンナの交際がワイドショーを賑わしていた時代に、交際に反対する姿が、しばしばブラウン管を通してお茶の間に届けられており、まさに日本一彼氏が恐れる恋人の父親のイメージ。
今回公開となったWeb動画は、そんな梅宮のイメージを逆手にとったもので、梅宮扮する父親が、娘の恋人に頭を下げられ、結婚を認めるまでの感動映像に仕上がっている。が、それはあくまでも「通信速度が速い場合」のお話。
このWeb動画は、通信速度がもたらす2つのストーリーの違いに注目!という切り口で、auなら「ダブル」で速い!スーパー快適ネットワークをアピールするのが狙い。
「通信速度が速い場合」の直後に「通信速度が遅い場合」の映像が流れ、通信速度が遅いためにWeb上の映像がしばしば止まってしまうことで、せっかくの感動話が、思わず目を塞ぎたくなるような、まさかの展開に変わってしまう様子が描かれている。
4分半余りの映像には、この「結婚の挨拶」と、もう1つ「相撲の取組」篇が収録されており、ともに同じ展開で、「通信速度が遅い場合」の映像で起きる悲喜劇が描かれている。
この映像に梅宮を起用した理由は、冒頭にも記したとおり、日本一結婚の許可をだしそうにない父親像であること。一方、起用された梅宮は「映画のワンシーンを撮影するくらいの気持ちで演技に臨みました。ただ、そんな私の演技を見ながらなぜか周りのスタッフがクスクス笑っている声が聞こえてくる不思議な現場となりました。そのくらい面白い動画となっているようなので是非ご覧ください」と話している。
なお、結果として「想像した以上の変顔が撮影できてしまったため、梅宮辰夫さんのモニター確認のたびに、スタッフ一同肝を冷やす撮影となりました」という撮影エピソードの通り、通信速度が遅いため、画面が停止してしまっているシーンでは、しばしば白目をむいた梅宮の顔が映されている。
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