幼い頃に父と死別し、愛を見失ってしまった主人公のケイティ(アマンダ・セイフライド)が、ある日、作家だった父(ラッセル・クロウ)の大ファンだという青年と出会い、優しい父を失った過去と向き合いながら、新しい人生に踏み出そうとする様子を描いた『パパが遺した物語』。この映画のイベントが9月30日に都内で行われ、娘が大好きな藤本敏史と庄司智春、可愛すぎる天才子役の藤田彩華が登壇した。
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本作について、3歳の娘を持ち、先日第2子が生まれることを発表した藤本は「家族が何気ない日常を過ごせることが幸せなことなんだと感じた映画でしたね」と話し、3歳の息子を持ち、先日第2子が生まれた庄司は「愛情って存分に与えないといけないなと感じました。人の愛って大切だと改めて感じました」とコメント。
「俺はこんなにすごいパパだ」というアピールポイントを聞かれると、「僕は、今年で芸歴26年ですけど、どんな仕事も断らない!娘のためなら、若手がやればいいじゃないってことまでやる!」と藤本。これに対抗するかのように庄司も「僕らは芸暦20年ですけど、ガッラガラのパチンコホールの営業とかいってますからね!ガッラガラなのに店内を練り歩いて、お客さんたちは握手してもくれないんですから!」と切実さをアピール仕返していた。
また、娘が生まれた庄司に、既に3歳の娘がいる藤本が女の子のパパの先輩としてアドバイスを求められると、「本当に可愛いです!腑抜けになりますよ。僕が仕事に行こうとすると、手を広げて〝パパ行かないで!″って通せんぼするんです。もう行かんといたろうかな!と思いますね」とデレデレぶりを明かすも、「3歳といえども、女の武器を使うから気をつけんと!欲しいものがあると、首に手を回してねだるんです。躾だから買わないですけど、あれはダメですね!」と話していた。
この日は、明治ブルガリアヨーグルトの“ギュっと!”のCMでお馴染みの藤田も登場。現在小学2年生、8歳という彼女は、劇中の娘役ケイティと同じ歳。劇中で、ラッセル・クロウ演じるパパがご機嫌ナナメな娘の機嫌を直すため、ちょっとしたネタで娘を笑わすシーンがあることにちなみ、藤本と庄司が我が子の機嫌をそこねた時の、とっておきギャグを藤田の前で披露することに。庄司はオリジナルネタ、藤本は藤崎マーケットならぬ藤本マーケットとして、お馴染みのパクリ芸を披露したが、藤田はよくわからなかった様子で渋い反応をみせ、2人を落胆させていた。
また、今後映画やドラマでパパと娘の物語に出演することになった場合、藤本と庄司、どちらのパパと共演したいかという質問に、藤田は藤本に向かってCMでもお馴染みのギューっと!を披露。「どっちも素敵だったけど、藤本パパの方が面白かった」と理由を明かすと、藤本は「すごい嬉しいです! 最近うちの娘が『パパくちゃい』って言って、こんな風にギュッとしてくれなくなったので…」と寂しげに振り返っていた。
『パパが遺した物語』は10月3日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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