又吉直樹の短編集「東京百景」の発行部数が累計10万部に!

又吉直樹
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「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹の短編集「東京百景」の発行部数が、10月に3万部を増刷したことで累計10万部に達したことがわかった。

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「東京百景」は2013年8月に発売。又吉自身が「この本ではじめて独り立ちした気持ちになりました。自分の本やな、って」(「ダ・ヴィンチ」2015年7月号より)と振り返るほど、思い入れのある作品。作家・又吉の原点ともいえる自伝的エッセイで、18歳で上京して10年経った頃から32歳になるまでの、時に切なく、時におかしい思い出が、その折々の風景とともに綴られていく。

下北沢にある古本屋「古書ビビビ」の馬場幸治店長は、「『火花』が200万部以上売れていることも、芥川賞を受賞したことも、僕にとっては驚くことではありません。この本を読んだ人ならみんな同じ思いを抱くことでしょう。それくらい感情を揺さぶられ、又吉さんの綴る文章の力を信じるきっかけとなったのが、この『東京百景』でした。1人でも多くの人に読んで欲しいです」とのコメントを寄せている。

なお、又吉の著書は2011年に発売された「第二図書係補佐」も24万部を突破。又吉単著の3冊の累計発行部数は以下の通り。

「火花」(文藝春秋)……………………………239万部(20刷)
「東京百景」(ヨシモトブックス)……………10万部(9刷)
「第二図書係補佐」(幻冬舎よしもと文庫)…25万部(26刷)

「東京百景」は1300円(税抜)で発売中だ。

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