彼らは映画スターじゃない!? タランティーノ監督の問題発言にサミュエル・L・ジャクソンが意見表明
#MCU#クエンティン・タランティーノ#サミュエル・L・ジャクソン#シム・リウ#マーティン・スコセッシ
“シャン・チー”もTwitterで反論
先日、クエンティン・タランティーノ監督がマーベル映画に出演する俳優について「彼らは映画スターじゃない」と発言して物議を醸したが、タランティーノ作品の常連俳優でMCU(マーベル・シネマティックス・ユニバース)にも出演しているサミュエル・L・ジャクソンが意見を表明した。
タランティーノは先日ポッドキャスト『2 Bears, 1 Cave(原題)』に出演し、「マーベル化したハリウッドでは、そういうキャラクターを演じた俳優たちが有名になる。だが、彼らは映画スターじゃない。(クリス・エヴァンスではなく)キャプテン・アメリカがスターであり、(クリス・ヘムズワースではなく)ソーがスターだ。これを言うのは私が初めてではない。もう散々言われていることだ」と語った。
これを受けて、タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』(94)や『ヘイトフル・エイト』(15)に出演し、MCUでは平和維持諜報機関S.H.I.E.L.D.の司令官ニック・フューリーを演じているサミュエル・L・ジャクソンは「大した物議にはならないと思う。私は彼らが映画スターだと知っているから」とトーク番組『The View(原題)』でコメントした。
「チャドウィック・ボーズマンはブラックパンサーだ。それに反論できないし、彼は映画スターだ」と語ったジャクソンは「そういう特殊なキャラクターを演じるのに必要なのが俳優だ」とタランティーノの意見に意を唱えた。
ジャクソンは、彼が考えるスターの定義についても言及。ハリウッドにおける「映画のスターダムの証は、座席に座っている観客(の数)だ」と語った。
ジャクソンは現在、ブロードウェイで妻のラタニャーヤ・ジャクソンが演出する舞台「The Piano Lesson(原題)」に出演している。
タランティーノの発言については、MCUの『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)に主演したシム・リウもツイッターで反論している。以前にマーベル映画に苦言を呈したマーティン・スコセッシの名前も挙げ、リウは「もし映画のスターダムへの門番がタランティーノとスコセッシだけだったら、僕は4億ドル以上の映画に主演する機会を得られなかっただろう。僕は彼らの映画作りの才能に畏敬の念を抱いている。彼らは超越した映画作家だ。だが、彼らが僕や他の誰かについて、とやかく言うことはできない」とツイートしている。
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