木村多江が内村光良監督作で元売れないアイドルのヒロイン役!
ウッチャンナンチャンの内村光良が原作・脚本・監督・主演の4役をつとめることも話題の『金メダル男』。この映画では、既に主人公・秋田泉一の壮年期を内村、青年期を知念侑李(Hey! Say! JUMP)が演じることが発表されているが、新たにヒロイン・亀谷頼子を木村多江が演じることがわかった。
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本作は、2011年7月にサンシャイン劇場で上演された、内村光良の一人舞台「東京オリンピック生まれの男」をベースにした作品。物語は、日本中が東京オリンピックに沸いた1964年に生まれた泉一が、幼少時代に徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、やがて世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す「金メダル男」になっていくというもの。
木村が演じる頼子は、大人になり有名人となった主人公・泉一とマネージャーとして出会い、二人三脚で世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指すようになるヒロイン役。
この出演に木村は「出演のオファーがあった時、やったことのないことばかりで、できるか不安になりましたが、コメディをずっとやりたかったので、新たに挑戦してみたいと思いました。私が演じる亀谷頼子は元アイドルだが売れず、今は過去を隠し、殻をかぶって、自分を出さずに生きています。でも、泉一と一緒にチャレンジしていくことで、自分自身を守ることをやめ、殻をうちやぶって成長していきます。一生懸命だが、ちょっと変わっている女性です」とコメント。
内村監督の印象については「面白さを追求し、色々なパターンを発想し撮影していくところがすごいんです。どれが使われるかわからないので気が抜けない、意外と緊張感のある現場でした」と話している。
一方の内村は「頼子は誰がいいかとなったときに浮かんだのが多江さんでした。(木村さんとは)何度か共演しましたが、物凄く芝居が跳ね返ってくる人だなという印象がありました。彼女ならこの頼子という役を面白がって演じてくれるんじゃないかなと期待して出演のオファーをしました」と話し、「とにかく、“頼子面白い”、“頼子で笑った”と映画を観た人に言ってもらえるような演出を心がけています。そんな木村多江さんを見せられたらいいなと。タイトルらしくゴールデンコンビを目指しています(笑)」と述べている。
『金メダル男』は2016年秋に全国公開となる。
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