後編/ハラハラ、キュンキュン…2016年の1本目はこれで決まり! お正月に見たい映画を気分別に紹介
(…前編より続く)
お正月映画としてさまざまな話題作が公開中ですが、2016年の最初の1本はもう決まっていますか? どれを見ようか悩んでいる方に、現在公開中の作品のなかから、それぞれの気分に合わせたオススメ映画をご紹介します。
・前編/ハラハラ、キュンキュン…2016年の1本目はこれで決まり! お正月に見たい映画を気分別に紹介
【笑ってスッキリしたい人】
年末年始はなにかとバタバタ忙しくて、思いっきり笑った記憶もないという人にオススメしたいのが、巨匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督の13年ぶりとなる最新作『マイ・ファニー・レディ』。
本作は、高級コールガールだった過去を持つスター女優が運命を大きく変えたときの出来事を振り返るストーリー。そんな彼女を取り巻く演出家や脚本家、俳優、セラピストなど、さまざまな人物が巻き起こすドタバタ劇には、とにかく笑いのツボを刺激されっぱなし!
さらに、豪華なカメオ出演やハリウッド黄金期への愛を込めたオマージュもところどころに込められており、映画ファンの心もくすぐる1本となっています。2016年の初笑いは、“大人による、大人のためのロマンチック・コメディ”で決まりです!
【キュンとしたい人】
「2016年こそは運命の人を見つけたい」と決意を新たにしている人にぜひ見てもらいたい作品は、この冬一番の胸キュンとも言われているラブストーリー『きみといた2日間』。
彼氏にはフラれ、仕事もない崖っぷち女子が“ネット恋活”で知り合った青年と過ごす2日間を描いた物語ですが、そんな2人の恋愛模様には思わず心がときめくこと間違いなし!
「出会いがない」と嘆いているあなたの“運命の人”もきっとどこかにいるはずだと感じてしまうかも!? アメリカではすでに普及している“ネット恋活”事情を本作で予習をしたら、今年こそは新たな出会いに挑戦してみませんか?
【人生を心機一転やり直したい人】
2015年は、仕事もプライベートも散々だったというあなた! 今年こそは、心機一転やり直したいと思っていませんか? そんな方にオススメしたいのは、「人生はいつだって書き直せる」ということを教えてくれる『Re:LIFE〜リライフ〜』です。
今回、“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントが演じているのは、アカデミー賞を受賞した脚本家として一躍有名になるものの長年のスランプから抜け出せず、仕事にも家族にも見放されてしまうダメ男。その後、渋々引き受けた田舎町での大学講師の仕事を始めることにより、新たな人生を発見していくという自分探しの感動作です。
人生は一度転落したくらいでは終わりではありません! 自分次第で、何度でもどのようにでも書き直せるのだということを感じさせてくれる本作は、きっとあなたの背中も押してくれるはず。ぜひ、今年の仕事始めにはやる気いっぱいでスタートしてみませんか?
以上、「気分別にオススメしたいお正月映画」をご紹介しました。あなたはどんな気分で新年を迎えていますか? お気に入りの映画と共に、2016年が最高の幕開けとなりますように……。(文:志村昌美/ライター)
志村昌美(しむら・まさみ)
映画宣伝マンとして洋画や邦画の宣伝に携わったのち、ライターに転向し、現在は海外ニュースや映画紹介などを中心に執筆。イタリアとイギリスへの留学経験を経て、日・英・伊・仏のマルチリンガルを目指すべく日々精進中。ハリウッドの大作よりも、ヨーロッパ系の小規模な作品の方が気になりがち。
【関連記事】
・【興行トレンド】2016年にヒットするのはこの映画だ!『ファインディング・ニモ』続編やハリポタ新シリーズなど目白押し
・【映画を聴く】音楽のよかった映画ベスト10/1位はベルセバ・フロントマンの“半フィクション”的良作
・【ついついママ目線】2015年ベスト5/親も子も葛藤の連続なのだとしみじみした作品は?
・結婚、出産、破局にケンカ…ハリウッドセレブの2015年を振り返る
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
『型破りな教室』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2024.11.29 -
山口馬木也のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募終了: 2024.11.15