年齢、国籍の違いを超えて本を通して紡がれる友情、読書の喜び
イタリアの最も美しい村のひとつを舞台に、年齢や国籍の違いを超え、本を通して老人と少年が交流する姿を描いた、ユニセフ・イタリア共同製作作品『丘の上の本屋さん』が、2023年3月3日より全国順次公開されることが決定した。本作より、女優・ユニセフ親善大使の黒柳徹子がナレーションを務める予告編と、黒柳によるコメントを紹介する。
・[動画]心がほっこり温まる、黒柳徹子がナレーションの『丘の上の本屋さん』予告編
イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす、丘の上の小さな古書店を舞台にした本作は、ユニセフ・イタリアが共同製作として参加し、年齢、国籍の違いを超えて本を通して紡がれる友情、読書の喜びを描いたハートウォーミングなストーリー。
訪れる風変りな客たちを温かく迎え入れる店主のリベロは、ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声を掛け、好奇心旺盛な彼に本を貸し与え始める。リベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾け、感想を語り合ううちに、いつしか2人は友情で結ばれていくのだった…。
心優しい店主リベロ役には『フォードvsフェラーリ』(19年)『我が名はヴェンデッタ』(22年)のレモ・ジローネ。人生を豊かに形づくるヒントが詰まったリベロの「幸せのブックリスト」には、「星の王子さま」「ピノッキオの冒険」「白鯨」をはじめとした名作が次々と登場する。
紹介する予告編では、女優・ユニセフ親善大使の黒柳徹子が担当したナレーションを背景に、古書店の店主リベロと移民の少年エシエンの本を通した交流が描かれる。物語の舞台となるイタリアの最も美しい村のひとつ、チヴィテッラ・デル・トロントの息をのむ絶景や、石造りの歴史ある街並みにも注目したい。また、黒柳は本作に以下のコメントも寄せている。
「本を読むことは素晴らしいこと、とこの映画は教えてくれます。イタリアの小さな本屋のおじいさんと、アフリカ移民の少年の話です。少年は毎日おじいさんから本を借りては、次々に読んでしまいます。本の題名は、私たちの知ってる本なのも、うれしいです。本を読むことで世界が広がる。少年の未来は明るいでしょう。私たちは少年のように、わくわくしながら、この映画をみるでしょう」
黒柳徹子(女優・ユニセフ親善大使)
『丘の上の本屋さん』は2023年3月3日より全国順次公開。
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