E-girls石井杏奈、主演作舞台挨拶で「言葉に注目してほしい」とアピール！

2016.01.25

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でチーフ演出をつとめた井上剛監督がメガホンをとった『LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと劇場版』が 1月23日に公開となり、シアター・イメージフォーラムで行われた初日舞台挨拶に、主演の石井杏奈（E-girls）をはじめ、渡辺大知（黒猫チェルシー）、柾木玲弥、前田航基、井上監督が登壇した。

・［動画］映画『LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと劇場版』予告編

本作は、震災の影響でバラバラになった同級生たちが4年ぶりに再会し、福島の立ち入り制限区域内の母校に埋めたタイムカプセルを掘り起こしに行くロードムービー。昨年3月にNHKで全国放送された特集ドラマ『LIVE！LOVE！SING！生きて愛して歌うこと』に26分を追加し、兵庫、福島の県域において限定的に放映されたものの再編集バージョンだ。

福島で被災し、神戸で避難生活を送る女子高生の水島朝海役を演じた石井は「劇場公開ができることになり、たくさんの方にこの作品を見ていただけることが嬉しいです」と公開初日を迎えた喜びを語り、「この作品には、心にしみた言葉がたくさん出てくるので、ぜひ、そんな言葉に注目してほしいなと思います」と挨拶。

自身も神戸出身で、神戸の高校に勤める教師を演じた渡辺は「撮影中から、この映画は絶対に劇場公開したいという思いで作っていました。昨年放映したドラマ版では見せきれなかったところが、映画版ではたくさん入っているので、ぜひ楽しんでください」と話した。

また、朝海の同級生・勝役に扮した征木は「福島や神戸に行って、本当の場所に行って、本当の景色を撮ってきた作品です。素直に景色を見て、素直な言葉が出てしまっていると思います。台本通りでもあり、台本とは全然違う部分もあります。その場その場のリアルな言葉が出ていました。僕は全然無口な役だったんですけど」と笑いを誘い、朝海の同級生・本気（マジ）役の前田は「ドラマ版が1年前くらいに放映されていて、ドラマを見た方も今回が初めての方もいらっしゃると思うんですけど、ドラマ版からただ上映時間が伸びただけでなくて、内容もすごく深くなり、テレビでは映せなかったところもあるので、そこを楽しんでください」とアピール！

一方、「出演者と一緒になって（映画を）体感していただけたら嬉しいなと思います」と語る井上監督は、撮影当時の様子を思い出しながら、フレッシュな若手キャストについて「（撮影の）難しい部分を、それぞれ乗り越えて表現を獲得していました。本当に若い才能だと思います」とコメントし、場内は大歓声に包まれていた。

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