押井守監督が最新作『ガルム・ウォーズ』でジブリ鈴木敏夫と再タッグ!

『ガルム・ウォーズ』
(C) I.G Films
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『ガルム・ウォーズ』
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スタジオジブリの鈴木敏夫が手がけた『ガルム・ウォーズ』タイトルロゴ
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デビューから30余年が経つ押井守監督が、構想15年、製作費20億円を費やし、カナダで全身全霊を捧げて撮影した最新作『ガルム・ウォーズ』。この映画の日本語版の公開が5月20日に決定し、そのビジュアルが解禁となった。

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押井監督はこれまでも、独特の世界観と映像美で世界中を魅了してきた。1995年発表の『攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELL』は全米ビルボード1位(※ホームビデオ部門)を獲得し、ジェームズ・キャメロン、クエンティン・タランティーノ、ウォシャウスキー姉弟といった数多くのクリエイターに影響を与えてきた。ちなみに『攻殻機動隊』は、スカーレット・ヨハンソンを主演に迎えハリウッドで実写版が公開予定となっている。
 
そんな押井監督が、『イノセンス』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など数々の作品をともに手がけてきたアニメ制作会社Production I.Gとオール北米ロケを敢行。異国の地で日本人は監督含めスタッフ7人という環境で、外国人俳優を起用して撮影に挑み、アニメと実写の境界線を越えた新しい映像を作り上げたのが本作だ。

さらに、日本語版プロデューサーとしてスタジオジブリの鈴木敏夫の参加が決定。押井監督と鈴木の2人がタッグを組むのは、2004年の『イノセンス』以来12年ぶりとなる。また今回、鈴木はタイトルロゴも手がけている。

その鈴木は日本語版プロデューサーをつとめる本作について「押井守が日本ではたすことが叶わず、海外で撮った、15年越しの『夢』。その日本語版をどうやって作るのか? 英語版を2度3度と見ながら、台詞の内容を一切変えずに、作品の印象を一変させてみたいと考えました。それがこの仕事を引き受けた大きな理由です」とコメント。

「そのために必要なのは、日本的情緒を表現できる声優さんと、それを演出できるディレクターさんでした。幸いなことに、朴ロ美さんという名優と、演出の打越領一さんとの出会いがあり、その目論見が実現できました。押井さんの大ファンである名脚本家・虚淵玄さんの協力も得て、今作品と向き合っています。この日本語版を押井守が見てどう思うのか。押井さんが悔しがるのが楽しみです(笑)」と続けている。

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