橋本環奈に武田鉄矢が「監督の言ってることなんか全部忘れて」とアドバイス

2016.02.04

その他の写真はこちら（4）

橋本環奈が主演をつとめる『セーラー服と機関銃 -卒業-』の完成披露舞台挨拶が2月3日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、橋本をはじめ、長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平、前田弘二監督が登壇した。

・［動画］この記事の動画（橋本環奈に武田鉄矢がしたアドバイスとは？／『セーラー服と機関銃』舞台挨拶）

本作は、1982年に薬師丸ひろ子主演で映画化され、弱小ヤクザ・目高組の組長となった女子高生・星泉の青春を描いた『セーラー服と機関銃』の続編となる作品。

テレビドラマ版も含め、これまでに薬師丸、原田知世、長澤まさみらが扮してきた星泉役を演じた橋本は、大勢の先輩俳優に囲まれて撮影した感想を聞かれると「今日、一番ビックリしたのは、武田さんと50歳離れていることを先ほど知ったこと」と話し、これには武田も苦笑い。続けて「（ベテラン俳優は）前にいるだけで圧がすごい」と話し、共演の伊武雅刀の名を挙げ「（撮影シーンで）お肉を食べているだけで迫力があった」と振り返った。

また、武田は撮影現場で橋本にアドバイスをしたそうで、「自分も経験がある」と語ると、27歳のときに20歳離れた46歳の高倉健と『幸福の黄色いハンカチ』で共演したときのことを引き合いに出し、「高倉健さんが、映画初出演の私にすごく気を使ってくれた。そのご恩返しで環奈さんに渡していかないと健さんに申し訳ない」とアドバイスの理由を説明。

それは、クライマックスの機関銃をぶっ放した後にムーディーな声で「カ・イ・カ・ン」と決めゼリフを口にするシーンだったそうで、「だけど監督は、その『カ・イ・カ・ン』のひと言が気に入らないみたいで、もう1回となっちゃう。だから『監督の言ってることなんか全部忘れて、やりたいようにやっていいんじゃないの』とアドバイスした」と明かした。これに橋本は「（そのアドバイスのおかげで）ちょっとリラックスできました」と感謝の気持ちを表した。

さらに舞台挨拶では、この日17歳の誕生日を迎えた橋本にサプライズで機関銃の飾りがついたバースデーケーキが登場。橋本は「うわー！すごい」と興奮気味。「ありがとうございます！」と感謝の言葉を述べていた。

『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日より全国公開となる。

・橋本環奈、主演映画『セーラー服と機関銃』であの名曲歌いソロデビュー！
・［動画］橋本環奈主演『セーラー服と機関銃 -卒業-』予告編
・橋本環奈がセーラー服姿で始球式。見事なノーバン投球を披露！
・橋本環奈、ロングヘアを30cmカット！『セーラー服と機関銃 -卒業-』ポスター解禁