綾瀬はるか主演で実写映画化されることが発表されている『高台家の人々(こうだいけのひとびと)』に、新たに連続テレビ小説『マッサン』のヒロイン役で大ブレイクしたシャーロット・ケイト・フォックスが出演することがわかった。
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本作は、「ごくせん」「デカワンコ」などで知られるマンガ家・森本梢子が「月刊YOU」で連載中の人気コミックが原作。主人公は地味で妄想好きのOL・平野木絵。ある日、木絵が勤める会社に、元華族で不動産や保険会社などを持つ名家・高台家の長男・高台光正がニューヨーク支社から転勤してくるところから物語は始まる。
長身でイケメン、東大卒、オックスフォードに留学経験もあるというこの光正と、接点があるはずもない木絵だったが、なぜか食事に誘れ、付き合うようになる。だが木絵は、光正の笑うタイミングを見ていると、自分の妄想を覗かれているような気がしてならない。実は光正には人には言えない秘密“テレパシー能力”があったという内容だ。
シャーロットが演じるのは、木絵の恋人で、斎藤工扮する光正の祖母にあたるイギリス出身の高台アン役。これが日本映画初出演となる。人の心を読めるテレパシー能力を持ちながら、国境を越えた大恋愛の末、高台家出身の高台茂正と結婚し、夫婦となり家庭を築くという役柄で、20代の恋する乙女から、70代の孫を持つ祖母まで幅広い年齢を演じる。
また、アンの相手役である高台茂正を、2016年上半期の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』への出演も決定している大野拓朗が演じる。朝ドラ出演の2人が夫婦役を演じる点にも注目だ。
今回の出演にシャーロットは「台本を読んだとき、とてもスウィートでハッピーなお話だと思いました。その後、原作マンガも読んだのですが、それでもやはりスウィートなお話だと思いました。邦画での出演は初めてでしたが、とても貴重な良い経験をさせていただきました。監督をはじめ、クルーの方たちは素敵で親切な方ばかりでした。もちろん共演者の方たちも素晴らしい方たちでとても幸せな現場でした。私が演じたアンにはテレパシー能力がありますが、その能力を私自身は欲しいとは思わないですし、もし持っていたらまわりに疎まれて孤独になってしまうので大変だと思います。とはいえ私自身の心は読まれても大丈夫ですよ、良いことしか考えてないですから(笑)」とコメント。
大野は「共演のシャーロットさんはとてもお茶目な方でした。彼女は雪が降っていた日の空き時間に、ボブという名の雪だるまをはしゃぎながら作っていたのですが、その口と鼻が取れてしまい『ボーブ!』と悲しそうに叫んでいたのがとても可愛らしかったです(笑)」と話している。
『高台家の人々』は6月4日より全国東宝系にて公開となる。
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