2022 年もBLに萌えた! BLライターが今年のBL映像作品をふりかえる!
#BL#オールドファッションカップケーキ#ゲームボーイズ#コラム#セマンティックエラー#チェリまほ#トゥンク#ドラマシャワー#みなと商事コインランドリー#メタモルフォーゼの縁側#不幸くんはキスするしかない!#台湾BL#正負之間#永遠の昨日
BLが広く浸透した結果、映像作品のクオリティがアップ!
2022年も残りわずか。BLライターとして個人的に印象に残ったBL映像作品のニュースで2022年を振り返りたいと思う。2022年はBLが一般化して映像化が増えた。ってコレ、毎年言ってるけど、BLがニッチな趣味じゃなく本当の意味で一般に浸透して、BL映像作品も全体的にクオリティがアップしたことは言うまでもない。
まず、年明けにはTVアニメシリーズ『佐々木と宮野』が放送開始。BL大好きでツンデレな高校生男子と先輩のさわやかなラブストーリーにキュンキュンとさせられた。
・フィリピン発BL、パンデミックを乗り越えた彼らの甘い同棲生活や葛藤を描く
1月には映画『ゲームボーイズ THE MOVIE 僕らの恋のかたち』も公開に。コロナ禍を舞台にした笑って泣けるフィリピン発BLドラマのその後を描いた劇場版。甘々な2人の姿と切ない展開にまた笑って涙し、夏に配信されたドラマ版のシーズン2も堪能。
『チェリまほ THE MOVIE』で赤楚衛二も町田啓太もブレイク
そして、春には待ちに待った『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が公開! 赤楚衛二も町田啓太もブレイクしつつ、いい意味でチェリまほカラーが付き過ぎず、ファンの熱量も下がらず、奇跡と言っていいシリーズだと思う。さらに劇場版では理想的な2人の未来を鼻白むことなく描いて見せてくれた。
・もはや『チェリまほ THE MOVIE』祭り!? ムビコレの『チェリまほ』関連記事をまとめて一挙振り返り!
『ふこキス』『永遠の昨日』などドラマシャワー枠も楽しみに
また、4月からドラマシャワー枠のBLドラマレーベル「トゥンク」もスタート。1作品全8話のちょうどいいサイズ感で、第1弾のポップなラブコメ『ふこキス』こと『不幸くんはキスするしかない!』やちょっぴりシリアスで泣ける『永遠の昨日』など、バラエティ豊かな作品がジャニーズJr.をはじめ注目の若手キャスト出演で見ることができた。これからもますます楽しみだ。
『ポルノグラファー』や『ギヴン』を生み出したFODが手がけた『オールドファッションカップケーキ』も配信に。“かわいいアラフォーサラリーマン上司”という2次元でしか成立しないと思われたキャラクターを見ごとに実写化して萌えさせてくれた。
BL作品では無いが、BLコミックを介して女子高生と老婦人が交流していく『メタモルフォーゼの縁側』も忘れないで欲しい。BL愛に溢れる感動的な内容もさることながら、筆者の好きな漫画家じゃのめが手がける劇中BL漫画も魅力的だった。
大人気BL『みなと商事コインランドリー』が奇跡のドラマ化
7月クールのドラマでは『みなしょー』こと『みなと商事コインランドリー』が旋風を巻き起こした! アラサーと男子高校生の年の差恋愛を描き、全12話で中だるみすることなく、キュンキュン悶えさせられて心臓持たなかった。さわやかさと切なさと激萌えのバランスが絶妙で、多くの視聴者に心から愛され、奇跡のドラマ化となった。あれ? 奇跡って言うの2回目? いいのだ、奇跡は何回起こってもいい。
海外BLでは『セマンティックエラー』の大ヒットが印象的。コロナ禍に満を持してBLドラマ制作に本腰を入れ、アイドルや元アイドルを起用して爆イケビジュアルで迫る、韓国BLの底力を見せつけられた。
台湾BLキャスト8人の来日取材で夢の異空間を体験!
また、『2gether』のBrightWinを含む「GMMTV FAN FEST 2022 LIVE IN JAPAN」のイベントをはじめ、コロナでなかなか実現しなかった来日イベントがようやく開催されたことも嬉しい。なかでも台湾BLドラマ『正負之間~Plus & Minus』で来日したキャスト8人にはインタビューすることができ、イケメンまみれの取材となったことも記憶に新しい。イケメンだらけの異空間のようで夢のような時間だった。
ここに挙げたほかにもたくさんのBL映像作品に触れることができた2022年。2023年もさらに充実した年になることを願うばかりだ。(文:牧島史佳/BLライター)
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