1990年から92年まで週刊少年ジャンプで連載された漫☆画太郎の伝説のギャグ漫画「珍遊記〜太郎とゆかいな仲間たち〜」を実写映画化した『珍遊記』。この作品の舞台挨拶が2月18日に新宿バルト9で行われ、主演の松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平、山口雄大監督らが登壇した。
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本作で脚本を担当したお笑いトリオ・鬼ヶ島のおおかわらがMCをつとめたこの日の舞台挨拶。その呼びかけで松山、倉科らが登壇するも、おおかわらが舞台袖にいるある人物に呼びかけ、なんとお笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓までもが、なぜか舞台上に登場。本作に出演する鬼ヶ島のアイアム野田も加わり、にぎやかに幕を開けた。
松山は「みなさん、こんにちは。一般のお客さんに見ていただく第1回目の会に足を運んでいただきどうもありがとうございます。短い間ですがどうぞよろしくお願いします」と挨拶。倉科も「みなさん、今日は足を運んでいただきありがとうございます。ぜひお楽しみください」と呼びかけた。
また、質問コーナーでは、出演オファーを受けた時の感想を聞かれた松山が「もともと原作のファンだったんですけど、映画として成立するか全く想像がつかなくて……。でも、画太郎さんのファンですし、山口監督とは以前に1度短編『ユメ十夜』(※漫☆画太郎先生が脚本を担当)でご一緒したことがあったので、今回長編は初めてでしたが、監督と一緒に面白い世界に行ってみたいなと思って」と引き受けた理由を説明。
倉科は、本作で演じる坊主・玄奘として発する過激なセリフの数々や、チャレンジしたことについて聞かれ、「松山さんと対極でいることを心がけていました。お話がきた時、脚本が面白くて、監督とキャストのみなさんとお仕事したくて、ただただ、そういう思いで出演することにしたら、みなさんに『大丈夫?』って聞かれて(笑)」とニッコリ。
映画のオリジナルキャラクター龍翔を演じた溝端は「とことんクズの役だったのですが、やり甲斐があって、すごく楽しかったです。本当に楽しくてやりきった感じです」と振り返っていた。
『珍遊記』は2月27日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。
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