風間俊介主演で、同名人気コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』。この映画の大ヒットと猫の日を記念したWメモリアル上映イベントが2月20日にTOHOシネマズ新宿で行われ、風間と原作者の杉作先生が登壇した。
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本作は、ダメボクサーの主人公ミツオと、拾ってきた2匹の猫チンとクロとの日常を丁寧かつ微笑ましく描いた感動作。
ミツオを演じた風間は、映画の大ヒットや、感動の口コミが広がっていることを心から嬉しく思っているそうで「猫好きの人も、猫好きじゃない人も良かったって言ってくれています。うちの母はすでに5回くらい見たそうで、自然すぎて今回は演技していないみたいだって言われました」と喜びの表情。
また、映画公開後には多くの『猫よん』ファンから公式Facebook宛てにたくさんの質問が寄せられた。
その中から最も時間のかかった猫との撮影シーンについて聞かれた風間は「ミツオが寝ているところに猫たちが寄って来て『食っちまうぞ!』ってミツオに捕まるシーンに3〜4時間かかりました。彼らが驚いて離れていってしまうから、僕が掴める射程圏内にいないんですよ。起き上がりやすいようにこっそり足を曲げて、薄目で彼らの行動を確認しながら俊敏に動いてなんとか成立させました」と苦労話を披露。
逆に最も時間がかかると思っていたというミツオの腕の中でチンが眠るシーンでは、奇跡的な撮影が実現したそうで「ほかのシーンは僕が猫たちをカバーできるけど、このシーンだけはそれができない。チンに任せるしかなかった。どれだけ僕とあいつがコミュニケーションを取れていたか、僕の腕の中の心地よさをわかっているか、最後の試験のような撮影でした」と、撮影当時を振り返っていた。
一方、杉作先生は、劇中で松岡茉優が演じるウメさんと、実生活で結婚。実際のウメさんと松岡の共通点を聞かれると、「だいぶ違うんだけどなあ」とポツリ。だが、どこが違うのかという突っ込みには「それは内緒で。後がやばいんで(笑)」と話し、会場の笑いを誘っていた。
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