ICUで治療中も皆を安心させようと渾身のSNS投稿
元日(現地時間)にアメリカ・ネバダ州の自宅で除雪作業中に重傷を負い、深刻な状態にあると伝えられ、容態が心配された俳優のジェレミー・レナーがSNSを更新し、無事を伝えた。
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アカデミー作品賞受賞の主演作『ハート・ロッカー』(10年)や、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のホークアイ役、『ミッション:インポッシブル』シリーズのウィリアム・ブラント役で知られるレナーは4日(現地時間)にインスタグラムを更新。
病院のベッドに横たわる状態で撮影したと思われるセルフィーに「皆さんの優しい言葉にありがとうございます。タイプするにはあまりに大変な状態です。でも、皆さんに愛を送ります」とメッセージを添えた。
眼鏡をかけた顔にもアザや擦過傷があり、痛々しいが、短いながらも世界中のファンをはじめ多くの人々を安堵させる言葉で、細やかな心遣いを見せた。
第一報が出た当初は事故の詳細は明らかにされず、除雪作業中の事故で重傷を負ったレナーが「深刻だが安定した」容態にあるとだけ伝えられた。
3日(現地時間)にネバダ州リノの保安官事務所が行った記者会見によると、事故は1日午前中、レナーの家族が車で外出しようとした際、自宅付近で雪に埋もれて立ち往生してしまい、レナーが大型の除雪車を使用した時に起きた。レナーは重量が1万4,330ポンド(約6,500キロ)以上もある除雪車を使って自家用車を牽引した後、家族と話そうと下車したが、除雪車が再び動き始めたため、運転席に戻ろうと試みた時に轢かれてしまったという。
保安官によると、事故発生時には「3フィート(約3.5メートル)」の新雪が積もっていたうえに、多くの放置車両が車道を塞いでいたため、現場への到着がより困難を極めたという。当時現場に医師はいなかったが、近隣住民が止血用にタオルを持ち寄り、応急処置にあたったという。レナーはヘリコプターで病院に緊急搬送され、胸部鈍的外傷と整形外科的損傷のため、2度の外科手術が必要だという。
クリス・エヴァンスは「タフなやつだ。大好きだよ、相棒」とコメント
ICUで治療中にも関わらず、皆を安心させようと渾身の投稿を行ったインスタグラムには、「タフなやつだ。大好きだよ、相棒」と綴ったクリス・エヴァンスをはじめ、クリス・ヘムズワースやクリス・プラット、ジョシュ・ブローリンといったMCUの共演者たちを中心に、MCU作品で監督を務めたルッソ兄弟、タイカ・ワイティティやジェームズ・ガン、たくさんの友人知人のセレブたちがお見舞いのコメントを寄せている。
レナーは5日にもSNSに動画を投稿。インスタグラムのストーリーで、病室でシャンプーハットを着けた頭部をマッサージしてもらう様子に「ICUのスパタイム 僕の気分を上げるために ママありがとう 妹よ、ありがとう みんなの愛にありがとう」とコメントした。
Twitterにも同じ動画に「ICUの“not no great”な日が、妹とママと一緒の素晴らしいスパの日になった。どうもありがとう」と添えて投稿し、こちらには2010年の「パームスプリング国際映画祭でレナーが受賞した際にプレゼンターを務めた俳優のショーレ・アグダシュルーが「私は光栄にもあなたのお母様にお会いしたことがあり、彼女が大好きです。彼女は本当に愛情深い母親で、彼女とあなたの妹があなたのそばにいることをとても良かったと思っています。体調が良くなっているようで良かった。本当に心配していました」とコメントしている。
幸い容態は安定しているようだ。今は治療と療養に専念してもらい、1日も早い回復を祈りたい。
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