吉行和子、橋爪功に「永遠の愛」とチューリップ贈られ「口が上手いわね」と笑顔
1995年の『男はつらいよ』シリーズ終了以来、20年ぶりに山田洋次監督が本格喜劇に挑戦した『家族はつらいよ』。この映画が3月12日に公開となり、丸の内ピカデリーで行われた初日舞台挨拶に橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、林家正蔵、中嶋朋子、妻夫木聡、蒼井優、徳永ゆうき、中村鷹之資、山田洋次監督の総勢11人が登壇した。
・山田洋次監督『男はつらいよ』終了以来20年ぶりに本格喜劇に挑戦!
本作は、結婚50周年を迎える熟年夫婦に突如訪れた“離婚騒動”に大慌てする家族の物語。山田監督は「よくぞ来てくださいました。『東京家族』で一緒になったみんなと、もう1度、今度は喜劇がやりたいと思って『脱線家族』などと言っていましたが、今日『家族はつらいよ』として封切りを迎えられて嬉しいです」と挨拶。
橋爪は「これからご覧になる方の前での挨拶かと思ったら、もうご覧いただいた後だと聞いて嫌な気持ちです(笑)。楽しかったですか?」と呼びかけると、場内からは大きな拍手が。これに「良かったです(反応がなければ)心は花冷えでした」と続け、吉行は「こんな夫(橋爪)に仕えているもので疲れてしまいました(笑)。でも、この作品では言いたい放題言ってストレスを解消させていただきました」と話した。
また、この日はホワイトデーを翌々日に控え、男性陣から女性陣に感謝の気持ちを込めた花束が贈呈された。
チューリップを選んだ橋爪は「私が選んだ花は紫色のチューリップなんですが、花言葉が“永遠の愛”なんです。吉行さんしかいないでしょう」とコメント。吉行は「口が上手いわね」と言いつつ、「心の中はどう思っているかわからないけど、やっぱり口に出してもらうと嬉しいわ」と息の合ったところをみせた。
黄色のラナンキュラスを選んだ妻夫木は「優ちゃんが『東京家族』も『家族はつらいよ』も“黄色”の衣装が多いなと思って、ピュアで太陽のようなイメージにぴったりだから」と話すと、蒼井からは「ピュアって死語じゃない?」という突っ込みが。これに場内から笑いがもれると、山田監督がすかさず、『幸福の黄色いハンカチ』にかけて「幸福の黄色い女」と続け、拍手が起こっていた。
西村はダリアを送り「花言葉が“優雅”なんです。“優雅”の“雅”は、雅彦の“雅”。そんな思いも込めて選びました」と話し、夏川に「え−、自分勝手ねぇ!」と言われ、ピンクのカーネーションを送った林家は「朋子さんへは、花言葉の“ありがとう”と“謝罪”の意味を込めてピンクのカーネーションです。 数々のNGすみませんでした」と謝罪。中嶋は「謝られてしまいました」と恐縮しながらも「林家ペー、パー子さんのように末永くよろしくお願いします」と答えていた。
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