Hey! Say! JUMPの中島裕翔がマンホールに転落! 「想像以上に狭い! ずっと体育座りをしている感じ」
幸せの絶頂にいた超ハイスペック男が体験するどん底サバイバル
Hey! Say! JUMPの中島裕翔主演、熊切和嘉監督による映画『#マンホール』の完成披露試写会が1月17日に都内で開催され、主演の中島、奈緒、熊切監督が登壇。ほぼ1人マンホール内で奮闘した中島が、過酷な撮影体験やエピソードを披露した。
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『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本、『海炭市叙景』(10年)『私の男』(14年)など海外からも高い評価を受ける熊切和嘉監督による映画『#マンホール』。
主演は中島裕翔。デビュー15周年を迎えた人気グループ「Hey! Say! JUMP」のメンバーである中島は、『僕らのごはんは明日で待ってる』(17年)以来、6年ぶりの映画主演となる。さらに川村の元カノ・工藤舞役を奈緒、川村の同期社員・加瀬悦郎役を永山絢斗が務める。
中島が演じる本作の主人公・川村俊介は、勤務先の不動産会社での営業成績はナンバー1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。ところが、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ち、幸せの絶頂からどん底に転落する。
1月27日、本作の完成披露試写会が都内で行われ、主演の中島、共演の奈緒、そして熊切監督が登壇した。6年ぶりの主演映画完成に中島は「皆さんに早く見ていただきたかった!」と喜色満面。劇中ではマンホールから脱出するために孤軍奮闘する役どころで、「やっていくうちに熊切さんのアイデアにブーストがかかっていって、クリエイティビティが際限なく色々な方面に広がっていった。脚本の面白さがさらに膨らんで、僕1人でもマンホールの中で画を持たせることができたと思います」と手応えを語った。
ちなみにマンホールの中は「想像以上に狭い! 僕は身長も高いのでずっと体育座りをしている感じ」と肉体的な苦労もあったそう。「まだ寒かった時期の撮影で雨のシーンもあったので本当に体をブルブルと震わせながら。その姿がそのまま映画に使われています。こんな経験は人生で初めてです。子どもの頃よりも泥んこになって、映画としても見たことないジャンルですし、見たことのない中島裕翔が見られると思います」と自信を見せる。
突然かかってきた元カレ・川村からのヘルプの電話に対応する舞役の奈緒は、「この映画の共犯者が増えると思うと嬉しい」と本編解禁を喜ぶ。「主人公がずっと映るワンシュチュエーションで展開するので、それを見ている私たちも同じ気持ちになる。感情がリンクするからこそ驚く瞬間もあって、予想できなかった展開の連続でハラハラ。日本であまり見たことのない、面白い映画が出来ました」と胸を張った。
そんな奈緒の博多弁セリフに触れて中島は、「博多弁がいいんですよ…」としみじみ口にし「舞は川村を助けてくれるうちの1人で、男はあの博多弁にやられてしまうと思う」と聞きどころに挙げていた。
制限のある斬新な設定を見ごたえのある物語に昇華させた熊切監督。「いかにバリエーションを作って物語の起伏を作るのかをいつも以上に考えました。マンホールという制限のある中でどれだけ無茶ができるのか挑戦しました」と演出面でのこだわりを明かした。
『#マンホール』は2月10日より全国公開。
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