安倍元首相銃撃事件の容疑者をモデルに描いた『REVOLUTION+1』、ベルリン批評家週間にて上映決定
国葬の同日、緊急上映されて話題を呼んだ足立正生監督6年ぶりの新作
安倍晋三元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者をモデルに描いた映画『REVOLUTION+1』が、本年度のベルリン批評家週間にて上映されることが決定した。
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2022年9月27日、日本武道館で行われた国葬の同日、緊急上映されて話題を呼んだ足立正生監督の6年ぶりとなる新作映画『REVOLUTION+1』。山上徹也容疑者をモデルに描いた本作の完成版が、12月24日より封切られ、現在も大盛況で上映が続いている。
幼いころは両親や兄妹と何不自由ない生活を送っていた川上哲也(タモト清嵐)は、父親の自殺、兄のがん、そして母親の統一教会への入信によって生活が一変する。母親のばく大な献金が原因で哲也は大学進学を諦め、さらには兄が自死。希望をなくした哲也は教団への復讐を誓い、部屋に閉じこもり拳銃を自作する。
脚本は『止められるか、俺たちを』(18年)の井上淳一と足立正生。撮影は髙間賢治。主演は『連合赤軍 あさま山荘への道程』(07年)『止められるか、俺たちを』のタモト清嵐。数々のライブハウスを経営するロフトプロジェクトが製作を手掛ける。
この度、本作がベルリン批評家週間において現地時間の2月21日に上映されることが決定した。 83歳でありながら、今もなお映画表現の最前線に立つ足立監督に、あらためて大きな期待と熱い視線が注がれている。
足立監督は現在でもピザが発給されないことから国外に出ることができない。今回の招待を機に、足立監督のベルリン行きが実現することを期待したい。
『REVOLUTION+1』は上映中。
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