山本美月と伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)のW主演で実写映画化されることが発表されている映画『ピーチガール』に、昨年、『俺物語』でヒロイン役に大抜てきされブレイクした永野芽郁が出演することがわかった。
・山本美月×伊野尾慧W主演で人気少女マンガ「ピーチガール」を映画化
原作は、累計発行部数1300万部を超える人気マンガ家・上田美和による同名コミック。ももは、日焼けした肌と赤い髪のせいでいつも周囲から「遊んでる」などと誤解されてしまうが、実は誰よりも純粋な女子高生。彼女には、とーじという中学時代からずっと想い続けている人がいた。そんなももに興味を持ったのが学校一のモテ男・カイリ。そうした中、もものお気に入りを何でも欲しがる最強最悪の小悪魔・沙絵は、とーじを横取りしようと、ももに様々な罠を仕掛けるが、沙絵の罠によるピンチから、いつもももを救ってくれたカイリは、いつしかももの一番の理解者となっていくというストーリー。
もも役を山本、とーじ役を伊野尾が演じるこの作品で、永野が扮するのはヒロインももの宿敵で、少女コミック史上最強最悪と言われる小悪魔・沙絵役。ももとは対照的に、小柄で華奢で色白で男ウケも抜群。だが、その中身は、もものお気に入りを何でも欲しがり、手に入れるためには手段を選ばない、見た目は天使、中身は悪魔という強烈キャラクターだ。
今回、この役を演じるに当たって永野は、5歳以来ずっとロングヘアにしていた髪をバッサリと30cmカットし、ショートへアに大変身。沙絵になりきって体当たりで演技に挑む。
その意気込みについて永野は「沙絵は『最低最悪』と言われるキャラクターですが、こんな風に自分の思ったことを素直に行動に移せるのは、自分にはできない部分なので、そこがカッコいいなと思いました。今回演じるにあたって、自分がこうされたら嫌だな、ムカつくな、という表情を、原作を読みながら鏡の前でいろいろ研究しています。髪もバッサリ切り、5歳以来のショートにしましたが、想像以上に沙絵っぽくなってホッとしました。今までの私とは違う私になれるよう、そして映画を見た人に『最低最悪のヤツ』と思われるよう、頑張りたいと思います」とのコメントを寄せている。
『ピーチガール』は2017年に全国公開となる。
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