第76回アカデミー賞で長編アニメーション賞に輝き、日本でも興収110億円の大ヒットとなった『ファインディング・ニモ』。その続編となる『ファインディング・ドリー』の全米公開を目前に控えた日本時間6月9日(現地時間8日)に、ワールドプレミアがロサンゼルスのハリウッド、エル・キャピタン・シアターで行われた。
・[動画]さかなクンがギョギョッと解説/『ファインディング・ドリー』特別映像
この日は製作総指揮のジョン・ラセターをはじめ、アンドリュー・スタントン監督やアンガス・マクレーン共同監督、ドリーの声優を続投するエレン・デジェネレスらが登場。会場には、海をイメージしたブルーカーペットが敷かれ、ドリーやニモたちの住む美しい海をイメージした水槽が飾られるなど、まるでドリーたちの世界に入り込んだような世界観が作り出された。
本作は、忘れんぼうのドリーが《家族の思い出》を探すため、ニモ、マーリン、ドリーに加え新キャラクターのタコのハンクが、危険がいっぱいの“人間の世界”に飛び出し、ドリーの家族の秘密をめぐる大冒険を巻き起こす感動のアドベンチャー・ファンタジー。日本では先日、さかなクンが日本語監修をつとめることも話題になった。
さかなクンと言えば「ギョギョ!」の決めゼリフが有名だが、なんとラセターは「日本のみなさんが『ファインディング・ニモ』をどれだけ愛してくれているか知っているし、『ファインディング・ドリー』も同じくらい好きになってもらえると思う。最後に、ギョギョ!」と日本のファンに挨拶。アンドリュー監督も「さかなクン覚えているよ!日本のみなさんも映画を楽しんでね。ギョギョ!」と続け、まさかのさかなクン語でのギョ挨拶が飛び出した。
するとプロデューサーのリンジー・コリンズも「私たちが経験してきたワクワクをみなさんにお届けできて嬉しいわ。ギョギョ!」、共同監督のアンガス・マクレーンも「世界中の人々にこの映画を届けられて素晴らしいよ。ギョギョ!」、エレンも「ドリーを演じるのが大好き!ギョギョ!」とコメントし、まさかのギョギョ5連発が飛び出すことになった。
『ファインディング・ドリー』は7月16日より全国公開となる。
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