『鬼滅の刃』ワールドツアー上映が公開3日で11億超の大ヒットスタート
『遊郭編』第10話、第11話、新章『刀鍛冶の里編』第1話を合わせた特別版
【興行トレンド】2月3日から『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が公開され、公開後3日間で興収11億5900万円をあげる大ヒットスタートを切った。シネコンでの上映回数は通常は1日5回のところ、7回や8回など5回を超えるシネコンも多くあり、IMAXでも上映された。
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本作はテレビシリーズ『鬼滅の刃』の『遊郭編』第10話、第11話と、新章となる『刀鍛冶の里編』第1話を合わせた特別版。『刀鍛冶の里編』は新シリーズとして4月よりフジテレビ系で放送される。放送より前に劇場で上映される異例のケースだ。また本作は80以上の国と地域でワールドツアー上映を実施。映画館での鑑賞に最適化するため、本編映像を全編4Kアップコンバート。また全編の音楽を劇場環境に合わせて再ミックスした。
公開を盛り上げたのが全国の上映館に生中継された舞台挨拶。4日のTOHOシネマズ日比谷での舞台挨拶には花江夏樹、鬼頭明里、下野 紘、松岡禎丞、高橋祐馬(司会)が参加。5日のTOHOシネマズ日比谷での舞台挨拶には小西克幸、河西健吾、花澤香菜、高橋祐馬(司会)が参加した。
大ヒットに一役買ったのが入場者プレゼントで、「上弦集結本」「上映記念 節分ビジュアルカード」を全国200名に配布。「上弦集結本」は“鬼”に焦点をあてた20ページの特別冊子で、竈門炭治郎役・花江夏樹が鬼を演じたキャストたちについて語るスペシャルインタビュー、「上弦の鬼」「鬼舞辻無惨」の総作画監督・作画監督修正集、さらに上弦の鬼を演じるキャストたちからのコメントを掲載している。
公開後3日間の興収11.6億円は、先週末に公開された『レジェンド&バタフライ』(5億円)を上回り、23年最大のヒットスタートを記録した。22年の大ヒット作と比べると、『シン・ウルトラマン』(公開後3日間で9.9億円、最終興収44.4億円)や『キングダム2 遥かなる大地へ』(公開後3日間で10.2億円、最終興収51.6億円)を上回っている。これらの大ヒット作と同じペースで興収を伸ばせば、最終的に50億円以上が見込める。(文:相良智弘/フリーライター)
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