エマ・ワトソンが恋人を救うため、生還率0.01%といわれる秘密施設への潜入を試みる救出スリラー『コロニア』。史実に基づくこの映画の日本版ポスタービジュアルが解禁となった。
・解禁となったコロニア内部の様子を写した場面写真/映画『コロニア』
本作は、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がたった1人で“脱出不可能”と言われる秘密施設へ潜入する姿を描いた作品。南米チリのピノチェト独裁政権崩壊後、ナチスと独裁政権が手を結んだ施設「コロニア・ディグニダ」の存在と、その内部で行われていた恐るべき真実が明らかとなったことで世界中を震撼とさせたが、この事件の現場を舞台に、命がけの潜入とスリリングな脱出劇が描かれていく。
解禁となったポスタービジュアルは、暗闇の中に浮かび上がるエマ・ワトソン演じる主人公レナの姿が大写しになったもの。「必ず、私が、救い出す」というキャッチコピーの通り、彼女の決意が表情に表れているビジュアルになっている。
エマ扮する主人公レナが潜入していくコロニア内では、教皇シェーファーの暴力による統率が横行、囚われた人々は重労働を課されている。そうした史実に基づくシーンをしっかりとフィルムに焼き付けるため、撮影は過酷を極めた。エマは「泥だらけ、傷だらけでびしょ濡れになるなんて、脚本だけではわからなかった(笑)。精神的に大変だったけど、やりがいがありました」とその苦労を語っている。また、ポスターと同時に、コロニア内部の様子を写した場面写真も解禁となっている。
はたしてレナは、シェーファーの暴力と統率をくぐり抜け、無事にダニエル・ブリュール扮する恋人を救い出すことができるのか? 『コロニア』は9月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開となる。
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