累計120万部を誇る大ヒットコミックシリーズの『曇天に笑う』が、主演・福士蒼汰×監督・本広克行の初タッグで実写映画化されることがわかった。
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原作は、2011年のコミック連載開始からその魅力的なキャラクターたちに10代、20代の女子を中心に熱狂的なファンがつき、2014年にアニメ化、2015年からは舞台化と、様々なメディアで人気を博す大ヒットシリーズ。
舞台は明治維新後の滋賀県・大津。300年に1度蘇り、人に災いをもたらす巨大な力を持つ大蛇(オロチ)。その大蛇復活の年、力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇(くもう)家の長男・天火、次男・空丸、三男・宙太郎の曇天(どんてん)三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。だが、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。かくして、曇天三兄弟vs犲vs風魔一族という、三つ巴の戦いが幕を開ける。
今年も『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの出演作が控える若手人気俳優の福士が演じるのは、主人公・曇天火(くもう・てんか)役。演じる役柄について「天火という役は、すごく頼りがいがある“ザ・兄貴”という男なので、自分もそういう存在になれるように、お兄ちゃんとして頑張りたいと思います」と話し、本広監督の演出に関しては「比較的自由にやらせていただいていて、自分が“天火ってこういう動きするのかな”とトライしてみると、監督も“いいね”といってくださって、やりがいのある現場だと思います」と述べている。
本広監督は、そんな福士について「主演の曇天火(くもう・てんか)役には福士蒼汰さん。まるで太陽のような存在のど真ん中のヒーローであり、同時に責任感の強い三兄弟の長男として宿命に抗うために戦う哀しみや葛藤を抱える複雑で魅力的なキャラクター。誰もが認める天性の“スター”である福士さんの魅力と見事に共鳴しています。天火役に欠かせないのが鉄扇を使った華麗なアクション。福士さんはアクションへの熱意が非常に強く(『カリ』という格闘技も個人的に習っていたとか)、稽古段階でもすでにその動きは見惚れてしまうほど」と絶賛している。
『曇天に笑う』は6月下旬にクランクイン。舞台となる滋賀県を始めとしたロケーションを経て2017年春に完成。2017年に全国公開予定となっている。
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