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フィリピンの最貧困エリアにあるゴミ集積所パヤタス地区で8年以上の歳月をかけて撮影されたドキュメンタリー『子どもの瞳をみつめて』の予告編が話題に。また、OST(劇中歌)だけでもハマれる韓国ドラマ5選、『なぜ君は総理大臣になれないのか』の大島新監督に映画界の現状について聞くコラムも注目を集めた。
水頭症、背骨の曲がった少年……8年に渡って撮影されたドキュメンタリー
瓜生敏彦、ビクター・タガロ監督のドキュメンタリー映画『子どもの瞳をみつめて』の予告編が公開され、話題となっている。
・[動画]フィリピンに暮らす最貧困エリアの子どもたち『子どもの瞳をみつめて』予告編
本作は、第2のスモーキーマウンテンと呼ばれる、フィリピンの最貧困エリアにあるゴミ集積所パヤタス地区で8年以上の歳月をかけて撮影された。過酷な環境に置かれた子どもたちの生活に密着して様々なエピソードが静かに祈るように展開する。
監督はフィリピンに在住して約40年、黒沢清監督作品などの撮影監督で知られる瓜生敏彦とビクター・タガロ。共に初監督作となる。瓜生敏彦が見つめ続けた子どもたちの姿を、ストイックな映像で映し出す予告編に注目だ。
・水頭症、背骨の曲がった少年……黒沢清監督のカメラマンが静かに捉える!
切ない挿入歌、主役俳優の熱唱も! OSTだけでもハマれる韓国ドラマ5選
ドラマ中に歌詞の印象的な曲が頻繁に流れる韓国ドラマ。韓国ドラマにおいてOST(劇中歌)は主人公の心情を代弁するという重要な役割を担っているようだ。本コラムでは、主役俳優が熱唱することもよくあるOSTだけでもハマれる韓国ドラマ5選を紹介している。
記憶を失った孤独な王子と行き遅れの女子とのロマンスを描いた『100日の郎君様』では、主演がEXO.D.O.のド・ギョンスということもあり、EXOのCHENによる「桜恋歌」が主人公とヒロインとの初キスシーンに合わせて挿入され、話題になった。また、号泣必至の名曲揃いのファンタジー・ラブコメ『ホテルデルーナ~月明りの恋人~』やジュノ(2PM)の挿入歌が切なく心に響く『ただ愛する仲』など、OSTでよりドラマの世界に浸りたいという方にぴったりのドラマとなっている。
元フジテレビ社員が考える「数字が全て」への疑問 作品性をなおざりにした根底に秋元康の影響…
『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』をヒットさせた大島新監督に、映画界の現状について大島監督に聞いたコラムが注目を集めている。
「みんなが『当たっているものが作品としてもいいものである』というふうに思うようになってしまっているのであれば、それはテレビのせいでもあるかな」と、大島監督は元テレビ局員の視点から、数字を追い求める映画界の今についてこう分析。さらに、「私は秋元康さんの存在は大きいと思っていました。とはいえ、決して彼1人のせいだとは言いませんが、90年代くらいからその予兆はあったと感じています」と続ける。
作品性を追求するうえで、必要なことは「以前、村上春樹さんが『作家として目指している作品は、再読に耐え得るもの』とおっしゃっていたのを聞いたことがありますが、まさにその通りだなと思いました。つまり古典のように繰り返し読み継がれるものということですが、それは映画でも同じことかなと」と大島監督。「いまの映画業界は遠くの評価よりも近くの金みたいなところがあるのかなとは思います」と指摘した。
コラムでは、そのような状況を変えるにはどうしたら良いのかや、大島監督が今後目指しているものについても語っている。
・元フジテレビ社員が考える「数字が全て」への疑問 作品性をなおざりにした根底に秋元康の影響…
・人気でも赤字…の現実『なぜ君』大島新監督が語るドキュメンタリーの苦境と展望
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