窪田正孝が主人公のカネキ役、清水富美加がヒロインで女子高生の霧嶋董香(トーカ)役で実写映画化される『東京喰種』。この映画に新たに蒼井優、大泉洋、鈴木伸之が出演することが発表された。
・実写映画版『東京喰種』、主人公に窪田正孝、ヒロインに清水富美加!
本作は、累計1800万部を誇る人気コミック「東京喰種 トーキョーグール」が原作。人の姿をしながら人を喰らう怪人「喰種(グール)」が跋扈(ばっこ)する東京を舞台に、平凡な大学生の金木研(カネキ)が、ある日事故に遭い病院に運ばれ、一命は取り留めたものの、リゼという少女の臓器を移植されたことで半喰種となってしまうというストーリーだ。
蒼井が演じるのは、このリゼこと神代利世(かみしろ・りぜ)役。表向きは理知的で清楚な女性を振る舞っているが、本性は奔放かつ貪欲な大喰いの喰種で、喫茶店「あんていく」に通う読書好きな青年・カネキに目を付け、捕食するため彼をデートに誘い出す。
大泉が演じるのは、CCG・喰種捜査官の真戸呉緒(まど・くれお)役。CCGとは「喰種対策法」を背景に活動する国の行政機関。日本における対・喰種機関「喰種対策局」(Commission of Counter Ghoul)の略称で、真戸はCCG本局所属の上等捜査官。ベテラン喰種捜査官の1人。
鈴木が扮するのは、CCG・喰種捜査官の亜門鋼太朗(あもん・こうたろう)役。喰種捜査官養成学校を主席で卒業するほどの秀才で、ハードなトレーニングにより高い格闘能力を持つCCG本局所属の一等捜査官。上等捜査官・真戸呉緒のパートナーで、彼に全幅の信頼と尊敬を抱いている。
本作出演に蒼井は「私のまわりでもとても話題になっている作品で、知人から『面白いから読んだ方がいいよ!』と強く薦められたばかりだったので驚きました。漫画原作の実写化が難しいことに変わりはないので、映画がその壁をどう超えるのか楽しみです。スタッフ皆の思いが通じ合っている撮影現場の雰囲気をとても頼もしく感じています。気負い過ぎず頑張りたいと思います」とコメント。
大泉は「大人気コミックが原作ということもあり、出演のお話を頂いた時からとても緊張しています。真戸呉緒を演じさせて頂けることは役者として大きな挑戦であり、非常にやりがいを感じています。役と真摯に向き合い、皆さんの思いに応えられるように全力で頑張ります」。鈴木は「原作の一ファンとして、亜門鋼太朗がすごく素敵で魅力的な登場人物なので、身を粉にして今回演じさせていただきます」と話している。
『東京喰種』は7月にクランクイン、9月にクランクアップ予定で、2017年夏に全国公開となる。
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